夏でも体の冷えを感じることがありませんか? なにげなく行っている習慣が、じつは体を冷やす原因になっているかも。今回は冷え症専門外来の医師、林 忍先生が、午後の「冷えとり習慣」の効果を〇、△、×の3評価でジャッジ。正しい習慣を取り入れて、冷え体質を改善しましょう。

体を冷やさないために気を付けたい午後の習慣は?
体を冷やさないために気を付けたい午後の習慣は?
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「風通しのいい薄着で出かける」の冷えとり効果は?

判定は…△! 「3つの首を冷やさない工夫を取り入れて」。

熱中症対策にも外出時は熱がこもりにくい服装を。ただし、乗り物や屋内は冷房が強く冷えるので、ストールなどを持参し、太い血管が通る首・手首・足首の「3つの首」を守って。

「おやつはドライフルーツやナッツ」の冷えとり効果は?

皿にのったドライフルーツのいちごやイチジクとミックスナッツ

判定は…〇! 「白砂糖使用のおやつは控えて。ナッツは血行促進におすすめ」。

白砂糖たっぷりのおやつは「陰性」で体を冷やします。小腹満たしには、血流をよくするビタミンEが豊富なナッツや、ビタミン・ミネラルを含むドライフルーツが賢い選択。

●スイカの温めパワーは皮にあり!

スイカの皮の白い部分にはアミノ酸が豊富な「シトルリン」が含まれ、これが血流改善には効果的。皮は捨てずにぬか漬けやピクルスにしてみて。