スギ花粉の飛散はようやく落ち着きましたが、今度はヒノキ花粉の飛散がピークに。花粉症による鼻づまりはまだまだ続きそうです。

そんなときおすすめなのが、即効性のある“ツボ押し”。中国健康コンサルタントの邱淑惠(きゅうすうえ)さんにコツを教えてもらいました。 

鼻づまりがスッキリ!知っておきたい花粉症の特効ツボ

花粉飛

鼻の穴から入った空気は下鼻甲介、中鼻甲介の間を通ってのどへと流れていきますが、花粉症などで表面粘膜が腫れると空気が通れなくなり、鼻づまりとなります。

鼻がつまっているとぼうっとし、作業効率も下がってしまいます。ツボを押して血行をよくすることで、鼻づまりをすっきりさせましょう。

●鼻にあるツボ「鼻通」

「効果てきめんなツボは、小鼻より少し上のくぼんだところにある『鼻通(びつう)』です。まず、ツボ押しを始める前にしっかり鼻をかみます。次に、左右のツボに両手の人差し指をそれぞれ当て、指の腹を使って、鼻筋に沿って指を押し上げるように押しもみます」
1、2分間ゆっくりと、イタ気持ちいいくらいの強さで押しもみましょう。

●耳にあるツボ「外鼻」「内鼻」

また、耳のつけ根あたりにも、鼻づまりに効くツボが集中しています。耳の穴の手前のふくらみの表側にあるのが「外鼻(がいび)」、裏側にあるのが「内鼻(ないび)」です。
「耳の穴に人差し指を入れ、外側から親指ではさみ込むようにして、もみほぐすように刺激します。左右それぞれ2、3分間刺激すると効果的です」

ツボを押さえるとメイクが取れてしまうこともあるので、お化粧をしているときは、「外鼻」「内鼻」を刺激するのがいいでしょう。
ツボ押しは一日に何回行ってもOK。症状が出やすい寝起きに行うとより効果が高まるそうなので、お試しを。

※ここで紹介しているツボは、病気を治療するためのものではありません。病院での診療をおすすめします。また、妊娠中や妊娠の可能性がある場合、持病がある場合、痛みがある場合などは、事前に医師との相談のうえ、ツボ押しを行ってください