「歳を重ねると似合う色も変わり、50代からは明るいファッションを楽しむようになりました」。そう話すのは、元祖節約主婦として知られる若松美穂さん。家に眠っていた華やかなストールも、冬に欠かせないアイテムに大変身。普段ベーシックカラーを好む人でもとり入れやすい、ストールの魅力的な活用例を紹介します。
すべての画像を見る(全6枚)歳を重ねて「着たいものを着よう」と思い始めた
50代になり、プラスの意味で人目がそれほど気にならなくなりました。おかげで「着たいものを着よう!」と、靴もバッグも衣類も、さまざまな色にチャレンジしています。
ただ、明るい色や派手な柄を洋服にとり入れるのを躊躇する方もいらっしゃるはず。周りの環境や個人の感覚にもよります。
少し外に出るだけで、必ず知り合いに会うような地域に住む友人は、いつもと違う格好や目立つ色を使うと「どうしたの?」「どこに行くの?」と聞かれるのだとか。私自身も経験があるので、そうだよね、とうなずきました。でもじつは、ビビッドカラーを身につけたい欲もあったりします。
●顔周りに明るい色をプラス。気分も上がる
そんなときは、ストールやマフラーをアクセントにしてみるのはいかがでしょう。全体がシンプルでも、顔周りに明るい色を加えるだけで、パッと華やかになります。なにより、自分のテンションも上がるから不思議です。
ストールで「魔女感」を抑える
また、私が明るい色を身につけることを家族が好むのです。あくまでも私の場合ですが、ダークな色でまとめると、ときに「魔女感」が出ることもある…と娘に言われます。長身、黒髪ロングが理由でしょうか。それは怖すぎる。
せっかくなので「魔女感は抑え気味で」というご要望に応え、ストールで冬のファッションを楽しんでいます。ともにいる人が好むコーデにするのも、ときによい刺激になり、自分に新しい変化を加えるチャンスになると感じています。


