やりたいことは遠慮せず、周りの人に言ってみる
すべての画像を見る(全2枚)また、新しいことを始めようとするときも、有川さんが意識しているコツがあるそうです。
「やりたいことや、だれかにお願いしたいことは、とにかく、口に出して言ってみるのです。ダメでもともと。それが叶ったらラッキーなのですから」
たとえば、レストランで予約するときに誕生日のサプライズ演出をお願いしたり、仕事仲間に新しい仕事の相談をしたり、小さいことから大きなことまで。
すると、「頼むのは図々しいかなと躊躇(ちゅうちょ)していたこともとんとんと進んでいく」と有川さんは話します。
「先日はホームパーティをしたとき、『みんなで音楽のライブをしたいんだけど、機材がないんだよね。だれかもっていないかな?』と言ってみたところ、『電源なら、今度、買おうと思っていた』『スピーカーとマイクならラジオ局の知り合いがセッティングまでしてくれそう』と、とんとんと解決。『言ってみるもんだ!』と、しみじみ思ったのです」
すべてがうまくいくわけではありませんが、言わなければ始まりません。
「とくに大きな夢ほど人の力が必要。人にあれこれ助けてもらってかなえてもらうものなので、口にしたほうがいい。やりたいことを話すのは、ひとつのプレゼンテーション。『それ、乗った!』『私もやりたい』と思わぬところから援軍があることもあります。『叶う』とは『口』が『十』と書きますが、十人に口にすると、だいたいはかなう…というのは私も実感するところです」
ただ人を利用して、自分だけトクをするような考えでは、応援は得られません。「あなたがやりたいことなら、もちろん協力する!」と信頼される人でありたいですね。
