「忙しい」「時間がない」からと、自分のことをあと回しにしていませんか? 今回は、そんな人が“自分ファーストな暮らし”をかなえるためのヒントを、夫と2人の子ども(大学生・高校生)と4人暮らしの書店員・森田めぐみさん(40代)に教えてもらいました。また、森田さんおすすめの「自己肯定感を高めてくれる本」もあわせてご紹介します。

食事をしながら本を読む女性
自分ファーストの極意は、家事も仕事も“まとめて”が基本!
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「私、自由にやってる!」その感覚が、充実感に

森田さんの朝の時間割
森田さんの朝の時間割

「自分最優先の時間をしっかり確保できているから、仕事や家事でどんなに忙しくても、ストレスはないんです」と森田さん。

自分の時間が“だれかのため”の時間にすり替わっているという不満こそ、イライラの原因。とはいえ、仕事はもちろん、家族がいると100%自分の好きなように過ごすのは不可能に近いのも現実。そこで森田さんが実践するのは、自分ファーストの時間をこま切れでなく、まとめてとれる暮らしの仕組みをつくること。そして、“ながら”をやめて集中すること。

「するべきことは集中して短時間で完了。その結果つくれた自分時間も、没頭して味わう。そのメリハリが、『私は好きなように生きている』という充実感に」

●自分ファーストの時間にかかせない本棚

本棚

昔の日本家屋ならではの広い玄関に2つの本棚。

本や小物が置かれた棚

キッチン、寝室など、家のあらゆる場所に本がある森田家。興味ある本は迷わず購入。