片付けがラクになり、家が散らからない仕組みをつくるアイデアを紹介します。整理収納アドバイザー1級、2人の子どもがいるあささんのケースです。ここでは、あささんが実践している「不要なものをためない」3つの習慣について語ります。

ゴミ袋
片付けがラクになる仕組みづくりとは?
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1:ゴミの日に「3分だけ」不用品チェック

調味料

週に数回あるゴミの日は、片付けの絶好のチャンス。ゴミ捨てに行く前に「ほかにもゴミ袋に入れられるものはないか」家のなかを再チェックします。

・期限ぎれの調味料
・使いきれなかったコスメ
・ボロボロの靴下
・壊れた文房具
・なんとなく保管している付属品

上記のような不用品が、意外とまだまだあることに気がつくはず。ものを捨てるための片付けを別日に設けなくてもすむので、忙しい方でも続けやすいと思います。

2:ものの定量を意識的に決める

紙袋

部屋が散らかる代表的な理由は「収納できる量を超えてものが増えてしまうこと」だと思います。そこでおすすめなのが「ここに入る分だけ」と、ものの定量を決める方法です。

具体例としては以下です。

・紙袋はファイルボックス2つ分まで
・子どもの作品収納は1箱だけ
・タオルは家族人数+2枚だけ
・食品ストックは引き出し1つに収まる分まで

ポイントは「増えたら減らす」ルールを徹底すること。上限を決めることで、「買うべきか迷う」場面でも判断が早くなり、衝動買いも防げます。

ものの量をコントロールすることは、スッキリ暮らすための土台づくりなのです。