赤いキャップのしょうゆ差しがちょうどいい
家中にビー玉サイズの小さなストレスがころころ転がっている。
70歳を過ぎたころから、手元が危うくなって調味料の加減でミスが多くなってきました。
調理でしょうゆやだしじょうゆを多く入れ過ぎてしまう。だしじょうゆは手づくりで500mLのガラスピッチャーに残り50mLになったら、400mLをたして煮きってから冷蔵庫に入れておく。鍋料理には100mL程を直接土鍋に入れるのだけれど、わぁ~と150mLも入れてしまう。ホウレンソウのおひたしはだしじょうゆとしょうゆ合わせて小さじ1ぐらいなのに、倍以上ドボッと注いでしまう。もったいないったらありゃあしない。
だしじょうゆは干し椎茸、昆布、厚切りカツオ節とお金がかかっているのだから一滴たりとも無駄にはできない。小分けにすればよいのだけれど、しょうゆとだしじょうゆは間違える。ビンに書いても間違える。それが70代なの。
そうだ、赤いキャップのキッコーマンのしょうゆ差しなら間違えない。鍋のときはこれまでどおりにピッチャーだけど、ゆっくり少なめに入れて、キッコーマンのビンでたしながら調整する。
おひたしや卵かけご飯にはだしじょうゆのキッコーマンのビンと45年ずっと使ってきた卓上しょうゆ差しを食卓に並べる。たったこれだけのことで、ストレスがパチンと弾けて消えた。
出しっぱなしでは目立ち過ぎる赤いキャップも冷蔵庫のドアポケットから取り出すときにはわかりやすい。上段にだしじょうゆ、すぐ下にしょうゆ。
冷蔵庫からの取り出しで間違えるのはクッキングワイン。白ワインのつもりが赤ワインを持ってしまう。しかも、鍋に注いでしまってから、わっ大変だぁと気づく。ワインはコルク、ガラス栓、スクリューキャップもあるからまぎらわしい。
白ワインは白、赤ワインは赤のスクリューキャップと決めた。セールで買ったワインが黒や青のスクリューキャップなら面倒くさがらずにつめ替える。