福島県のなかでも有数のおいしいお米の産地として知られる、安達郡大玉村。そんな大玉村で米づくりに励む農家さんに、新米の保存法や、おいしさを楽しむ「ふんわり塩むすび」のつくり方を教わりました。記事の最後にはお米のプレゼントも!
お米は生鮮食品。冷蔵庫で保存し、早めに食べきって

「お米は精米した瞬間に生鮮食品になる」というのは、大玉村の厳選米「あだたらの恵」の生産者・伊藤洋さん。
精米後のお米は時間とともに酸化が進み、風味が落ちていくため、冷蔵庫の野菜室など、直射日光が当たらない涼しい場所で保存するのがおすすめだそう。
「精米後は1か月くらいを目安に食べきるのがおすすめですが、短ければ短いほど、おいしく食べられるんです」と伊藤さん。
「とくに新米はこの時季だけの味わいなので、1週間分くらいの少量ずつ購入し、新鮮なうちに食べきっていただくのが理想です」
◆「あだたらの恵」生産者・伊藤 洋さん

「アライズ」代表。直接販売することで収量より品質を重視した米づくりを実現。「メッセージ米」をはじめとするオリジナル商品の開発、田植えや稲刈り体験の実施など、さまざまな形で“米どころ大玉村”のPRに尽力しています。

オリジナルパッケージを1個からつくれる「メッセージ米」(300g¥400)。精米したての鮮度をそのまま真空パックにしているので、おいしさをキープできるのが特長。
新米を味わうなら、ふんわり塩むすびがおすすめ

一方、「大玉村のお米は本当においしいので、のりも具も不要」と話す、農業法人社員の古川沙織さんが「これまで食べたなかでいちばん」と絶賛するのが、同じ農業法人で働く斎藤恵美さんの塩むすび。
「空気を入れて握るので、口に入れた途端にふわっとほどけてお米の味わいが広がります」(古川さん)。

結婚前は栄養士の仕事をしており、今は高校生の息子に毎日おにぎり弁当をつくっているという斎藤さんがつくる塩むすびは…。
(1) 炊き立てのご飯をさっと混ぜ、水分を飛ばしてから茶碗に盛る(※斎藤さんは、新米の場合は水をやや少なめにして炊くそう)
(2) ラップに塩(適量)をふり、ご飯をふわっとのせ、さらに軽く塩をふる
(3) ご飯をラップで包んで、丸くなるまで軽く空気を含ませるように4、5回握る
斎藤さん流のポイントは、塩をややしっかりめにふること。ふった直後はしょっぱく感じても、時間がたつとなじんでちょうどよくなるのだそう。
そして、「崩れそうなくらいふんわり、ゆるく握る方が米粒ひとつひとつのおいしさが感じられます」(斎藤さん)。
◆斎藤恵美さん(左)&古川沙織さん(右)

地域の農地・農業を守るため法人化し、東京ドーム約11個分の広大な土地で「コシヒカリ」や「天のつぶ」など7品種のお米を育てる「あだたらドリームアグリ」。そこの社員として、子育てをしながら米づくりに励んでいます。
米どころ大玉村が誇る厳選米「あだたらの恵」

伊藤さんや古川さん、斎藤さんらがつくる大玉村のお米は、古くからおいしいと評判でした。その特徴は、福島大学食農学類・新田洋司教授が5年間にわたって行った分析調査からも明らかになっています。
教授によると大玉村のお米は粒が大きく、たんぱく質とアミロース(粘りを抑える成分)の含有率が低いのが特徴。そのため、口の中にほどよい粘りとやわらかさが広がり、かむほどに適度な粒感が楽しめる極上の食感につながっているとのことです。
そんな大玉村のお米をさらに厳選したのが「あだたらの恵」と呼ぶブランド米。
「栽培環境」「おいしさ(食味値84点以上)」「大粒(ふるい目1.9mm以上)」など、大玉村独自の認定基準を満たしたお米だけが既存の品種名と合わせて「あだたらの恵」を名乗ることができます。まもなく決まる令和8年度米には、昨年「福、笑い」で認定された伊藤さんに続き、あだたらドリームアグリも自慢の「コシヒカリ」でエントリー中です。
ふるさと納税の返礼品にも!「あだたらの恵」をさっそくチェック
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※応募期限:2026年10月18日(日)23:59まで
問い合わせ先/大玉村役場産業課 0243・24・8107