防災というと、非常食や水、トイレなど「なにを備えるか」に目が向きがちです。しかし、「万が一のときにどう行動するか、“家族で決めておくこと”も大切な備えです」と話すのは、夫と子ども2人の4人家族で、防災士の大木聖美さん。今回は、大木さんが実践している「家族で確認しておきたいこと」を3つ紹介します。
すべての画像を見る(全5枚)1:防災用品の置き場所
防災用品をせっかく用意していても、必要なときに「どこにある?」となっては困ります。
災害は、家族全員がそろっているときに起こるとは限りません。だれが家にいても必要なものを取り出せるよう、置き場所を家族みんなで共有しておくことが大切です。
わが家では、防災用品を新しく買いたしたときも「これ、ここに入れたよ」と普段の会話のなかで伝えるようにしています。非常用トイレは各トイレの収納に入れていますが、それも家族全員で話し合って決めました。
防災用品は種類が多く、まとめて収納するスペースを確保するのはなかなか大変です。わが家も避難用リュックは玄関に、食材はパントリーに、水は1階と2階の廊下収納に分散して備えています。点在している備えですが、一度みんなで確認しておくだけでも安心感が違うのでおすすめです。
2:ブレーカーや元栓の場所
意外と知らないのが、家の中にある設備の場所。ブレーカーや水道の元栓、ガスの元栓など、家の人なら知っていて当然と思っていても、実際には家族全員が把握しているとは限りません。
災害時には、家族のだれかがひとりで対応しなければならないこともあります。だからこそ、家のことをひとりだけが把握している状態にしないことも防災につながると思っています。
なかなか確認する機会がないからこそ、「そういえば、どこだっけ?」と思ったときがチャンス。家族みんなで家の中を歩きながら、ブレーカーや元栓の場所を確認してみるのがおすすめです。
ちょっとした「わが家のルームツアー」感覚なら、家族も参加しやすいですよ。



