気がつくと家の中にものが増えて雑然としてしまう。そんな悩みをもつ人も多いのでは? 教えてくれたのは、整理収納アドバイザーの小西紗代さん。小西さんによると、収納の第1ステップはものの「グループ分け」をすることだそう。暮らしが断然ラクになる、グループ分けのコツについて、詳しく教えてもらいました。

※ この記事は『持つのは「今、必要なもの」だけ。: 無理なくキレイが続く、本当の整理収納術』(三笠書房刊)を一部抜粋・再構成して作成しています。

棚を片付ける女性
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収納の最初のステップは「グルーピング」

一緒に使うもの
一緒に使うものはセットで収納すると便利!

収納の最初のステップは、「グルーピング(仲間分け)」をすることです。

同じ引き出しの中に、文房具も書類も、コスメも薬も食べものまで。ジャンルを問わず、あれもこれも、ごちゃ混ぜ状態。ジャンルごとに分かれていても、キッチンの引き出しをあければ、調理ツールもスプーンも箸置きもミックス。メイクボックスには、リップもマスカラも、アイカラーも一緒くた…。

こんなふうに秩序なく雑然とまとめられた収納環境が、使いにくいことはいうまでもありません。

まずは使うエリアごとに、使うものをまとめましょう。

キッチンにはキッチンで使うものを、洗面所には洗面所で使うものをというように、エリアごとのグループにきちんと分けた上で、調理器具、食器、カトラリーなどアイテムごとに仕分けしていくことが基本です。

そして、使用頻度や用途、使う場所などでグループに分けていくことで、さらに効率よく取り出したり、戻したりができるようにしていきます。

どんなグループにするかはエリアものの特徴、使う人のライフスタイルなどによっても変わりますが、収納の極意は「使いやすく収めること」ですから、“そのためにベストな分け方”をするというのが、常に大事なポイントです。

●1:「今使うもの」と「それ以外」で分ける

たとえば、「今使うもの」「それ以外」というグループで分けるという方法です。

整理を経て、基本は「今、使っているもの」だけが手元に残ったわけですが、中には、今は使っていないけれど、必要なタイミングで使うものもあります。クリスマスやお正月用品、夏のかき氷セット、冬のお鍋セット。服や靴も、その季節のもの以外は、今は使いません。

それから、ストック類も今は不要なもの。「今、必要なものをもつ」ことが整理収納の基本ですから、ストックもできるだけもたないことが理想ですが、まったくないわけにもいきません。

たとえば、文房具ならばシャープペンシルの替え芯やホッチキスの針、水まわりなら掃除用のスポンジや洗剤などのストックも、「今は使わない」というグループに分けられます。

●2:使うシーンに合わせてセットでまとめる

グルーピングのもうひとつは、使うシーンに合わせてセットでまとめる方法です。

たとえば、「封筒と便せん、切手」。この3点は、おおむね一緒に使いますよね。それぞれを単品として扱うのではなく、「手紙セット」としてひとくくりで考えます。

ほかにも、「宅配便に使う袋と伝票」「アイロンと霧吹き」「洗剤とスポンジ」「土鍋とカセットコンロ」「デジタルカメラと、USBケーブルやバッテリーチャージャー」「冠婚葬祭用のバッグや袱紗、アクセサリー」なども、アイテムごとにバラバラにするより、「一緒に使うもの」としてまとめておくと、使うときにいちいち別の場所に取りに行く手間がなく便利です。もちろん、片付けも時短でできます。