使うアイテムは多いのに、スペースは限られる洗面所収納。「狭い洗面所だから、片付かなくても仕方ない…」とあきらめていませんか? 整理収納アドバイザーの資格を持つ松尾千尋さんは、築約40年の団地のミニマムな洗面所でも、たっぷり収納できて使いやすい動線を確保。限られた空間を「大容量&機能的収納」に変えるコツを3つ、紹介してくれました。

洗面所下のスペース
「洗面所下のスペースは小さいですが、鏡裏収納があるので、ものの量を最適化すればきちんとおさまります」と松尾さん
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1:ボックスと引き出しでつくる「大容量収納」

ストック
収納用品の奥に微妙にできる隙間には、使用頻度の低い洗濯槽クリーナーなどのストックを常備。

洗面台下には、シャンプーや化粧品などを積み重ね可能な大きめの無印良品のボックスにまとめて収納しています。旅行用サンプルもジップ式の袋に入れて同じボックスに入れておくと、必要なときにすぐ取り出せて便利。

石けんや歯ブラシ、ヘアゴムなど細かいアイテムのストックはこちらも無印良品の積み重ね式の引き出し収納に分けて入れると、迷子になりにくく取り出しやすさもアップします。縦に積み重ねられるので、収納力も定位置管理もばっちりです。

洗濯洗剤やお風呂洗い用の洗剤はあえて箱に入れず、そのまま収納。理由は「箱に入れるとかえってかさばるから」。

使用頻度の低いストックは奥に、よく使うものは手前に置くことで、出しいれもスムーズです。