「カビ=梅雨の季節」と思いがちですが、じつは9月も要注意。気温がまだ高く、さらに秋雨前線や台風の影響で雨の日が多いため、カビ対策は必至です。ここでは、クリンネスト1級のせのお愛さんが「9月にやっておきたいカビ対策」や「普段からできるカビ予防法」について解説します。

お風呂場
9月はカビが増殖する条件がそろいやすいので要注意
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お風呂のカビはあっという間に繁殖する

お風呂場のカビ

「気温25度以上、湿度70%以上」という、カビが増殖する条件がそろいやすい9月。とくにお風呂は、家の中でもっとも湿気がこもりやすく、カビの温床になりやすい場所。

シャンプーボトルの底や風呂イス、床の四隅、排水口まわりなど、水分と汚れがたまりやすいところは要注意! 対策しないまま放っておくと、あっという間に頑固な黒カビが繁殖してしまいます。今のうちにしっかり対策しておきましょう。

台風シーズン前にやっておきたい掃除

お風呂場のカビ対策

9月に入ったら、まずはカビが繁殖しにくい環境をつくることからスタート。排水口のゴミを取り除き、塩素系漂白剤でしっかり除菌。髪の毛や皮脂汚れはカビの大好物なので、こまめに掃除しましょう。

あわせて、壁や床も中性洗剤で軽くこすり洗いしておくと安心です。

防カビ燻煙剤

プラスαでしておきたいのが、防カビ剤の活用。ドラッグストアなどで手に入る「お風呂用の防カビくん煙剤」を使えば、約2か月の間カビの発生を抑えられます。筆者も、梅雨入り前と夏の終わりには必ず使用しています。