歩くと足が痛いという方、それは足にゆがみが生じているからかもしれません。今回は鍼灸師の稲村 崇さんに、足のゆがみを取るための、日常に取り入れやすい簡単足指ケア術を教えてもらいました。

※ この記事は、『痛み・体調不良すべて解消できる 超歩行』(扶桑社刊)より一部抜粋、再構成の上作成しております

足指のセルフケアを2つ紹介します
足指のセルフケアを2つ紹介します
すべての画像を見る(全3枚)

足のゆがみを整える足指のセルフケア

本記事をご覧の方の中には、歩くと足が痛いという方もいるかもしれません。

それは足にゆがみが生じているからで、ウォーキングなどの運動を行う前に、そのゆがみを取っておくことが大切です。

これからやる足のセルフケアは、「可動域が広げるセルフケア」と「指間のコリを取るセルフケア」の2つです。

それぞれ1回ずつやるだけでも足のゆがみは整いますので、ぜひ試して見てください。

可動域を広げるセルフケア

親指と人差し指で、足の親指をつかみ、左右にねじる
親指と人差し指で、足の親指をつかみ、左右にねじる

セルフケアをする前に、指を曲げたり伸ばしたりして、指の可動域を確認します。

続いて、左右どちらかの親指と人差し指で、右足の親指(爪の部分)をしっかりとつまみ、痛くない範囲で左右にひねります。左右に10回ずつ行います。

親指が終わったら、続いて人差し指、中指、薬指、小指の順にそれぞれ10回ずつ行ってください。これを2セット行います。

ここで最初に行ったように指を動かし、可動域を確認してください。可動域が広がっているはずです。右足が終わったら、今度は左足を同じように10回ずつ2セット行ってください。