「夏なのに、なんだか体が冷える…」よかれと思って行っている習慣が、じつは体を冷やしてしまっているのかもしれません。今回は冷え症専門外来の医師、林 忍先生が、朝の「冷えとり習慣」の効果を〇、△、×の3評価でジャッジ。正しい習慣を取り入れて、冷え体質を改善しましょう。
すべての画像を見る(全4枚)「夏の朝の洗顔はぬるま湯でする」の冷えとり効果は?
判定は…〇! 「肌がびっくりしない温度で顔を洗って」。
冷たい水は目が覚めますが、寝起きに急激な変化を与えると交感神経が優位になり、冷えにはマイナスに。朝の洗顔は、ぬるま湯だと丁寧に洗えて、汚れもきちんと落とせます。
「朝食は旬のフルーツたっぷりのスムージー」の冷えとり効果は?
判定は…×! 「体を温める汁物とご飯はマストで」。
食べ物には、体を温める「陽性」と冷やす「陰性」の2種類があり、スムージーは後者に該当。ゴクゴク飲むと体を冷やすことになります。朝は体を温めるみそ汁とご飯を選んで。
●体を温める陽性の食べ物
・炭水化物:黒米など
・肉:牛肉、鶏肉、羊肉など
・魚類:サケ、サバ、マグロなど
・野菜:カボチャ、ショウガ、長ネギなど
・果物:ミカン、サクランボ、モモなど