「朝の運動をするならゆっくりウォーキング」の冷えとり効果は?

緑豊かな場所でランニングをする女性
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判定は…△! 「笑顔がつくれる程度の強度でジョギングを」。

ウォーキングよりもおすすめなのが、笑顔が保てるくらいのスピードで走るスロージョギング。短時間でも効果が高く、代謝もアップ。脚の筋肉のポンプ機能が働いて、全身の血流もよくなります。

冷えがひどいなら漢方の力を借りて

冷え症の症状がひどい場合には、かかりつけの医師に相談のうえ、漢方の力を借りてみるのもおすすめの方法です。

●血行をよくする「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」

血行障害やうっ血を改善する生薬が含まれる、血流をよくする代表的な漢方薬。更年期に多い上半身がのぼせて下半身が冷える症状を緩和します。

●自律神経を調整する「加味逍遥散(かみしょうようさん)」

自律神経の調整や血行改善に優れた効果があり、更年期の特有の冷え・のぼせがある人にも適します。また、イライラ、ストレス由来の冷えにも効果的。

●体を温め、むくみ改善「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」

血行をよくして貧血を改善したり、体を温めたりする生薬を含む漢方。むくみ改善の効果もあるため、水分代謝が悪く末端が冷える人にも適しています。

※ 体に合わない、調子が悪くなった、痛みが出たなど、体に異常を感じた場合はすぐ中断し、医師に相談してください。

※ 妊娠中やその可能性がある方、高齢の方、特定の疾患がある方、熱や炎症がある方、そのほか具合の悪いときは、医師に相談のうえ行ってください。