片付けの悩みは様々。整理収納アドバイザーのかおるこさんも、元々は片付けられず悩んでいました。そんな自身の経験や認定講師として多くの受講生の方の話を聞くなかで、片付け苦手な人の多くに共通した考え方があると感じたそうです。そこで、かおるこさんに、片付け苦手な人が陥りがちな考え方を4つ教えてもらいました。当てはまるものがあれば、考え方を変えることで家がすっきり片づくヒントに!

汚部屋
片付かない人の共通点4つ
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1:時間がないから片付けられない

服

以前片付けが苦手な実家の母と話をしていたとき、「忙しいから片付けができない」「時間があれば片付けられるのに」と言っていました。

片付けるために、まとまった時間が必要と考える人は多いです。以前の私も、家が片付かないのは、忙しいから仕方がないと思っていました。

でも仕事や子育てをしていると、時間に余裕ができる気配はなく、いつまで経っても片付かないまま。

そんなときは、一気にやろうとしないことが大切です。短い時間の中でもやれることはたくさんあります。仕事が休みの日に30分だけとか、子どもが昼寝をしているときに20分だけとか。少しずつでもコツコツ進めていけば、大きな変化に繋がります。

2:とりあえず収納用品を買いに行く

収納アイテム

片付けられない頃の私は、とにかくすぐに収納用品に飛び付いていました。ものだらけのゴチャゴチャした空間は、収納用品を取り入れることでスッキリまとまると思っていたのです。

SNSでよく見かけるような人気の収納用品を買って、そこにどんどん詰め込んでいきました。そのときは片付いたような気になるのですが、あっという間に元のゴチャゴチャ空間に。

必要以上に持ちすぎていたら家は片付きません。収納を買う前にまずしなければならないのは、ものの整理です。

自分にとって必要なものを必要な量持つことが大切です。整理が終わったら、必要なものの量に合った収納を考えましょう。