大好きなペットとストレスなく暮らすためには、それなりの工夫が必要です。でも、ペットも人も快適に暮らせる家って、どんな家なんでしょう?他の家はどんな工夫をしているの?東京都江東区にお住まいのOさんご夫妻。

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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル犬のモカと暮らしています。一体、どんな工夫をされているのでしょうか?

目次:

66平米のマンションを愛犬と快適に暮らせるワンルームに東側にロフトをつくり、ベッドスペースと収納スペースを確保機能的で空間がスッキリ! テーブル一位型のアイランドキッチン

66平米のマンションを愛犬と快適に暮らせるワンルームに

Oさん夫妻が住むマンションの居室は、66平米のワンルーム。

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北側の玄関から南側のバルコニーまで見渡すことができ、縦方向にスッキリと設置されたテーブル一体型アイランドキッチンも視界を遮ることがありません。そのキッチンの横を走り、しっぽを振って迎えてくれたのが、夫妻の愛犬、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル犬のモカちゃん。
床はナラ無垢材のフローリングですが、設計者であるPLAYGROUNDの森田さんとサンプルを何種類も見比べて、好みに合うものを選び抜いたとか。

東側にロフトをつくり、ベッドスペースと収納スペースを確保

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ワンルームに入り、視覚的なサプライズを与えてくれるのが、家の東側にどーんと据えられたロフト。

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ステップの上はベッドコーナーとして。

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反対側に回ると、モカのケージやペット用のこまごました道具類を収めた棚などが、いい具合に納まっています。フリースペースの梁の幅を生かして、市販品のケージに夫が手を加え、寝室を「増築」したそう。上部の棚には、モカ用グッズをまとめて入れていますね。

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さらにロフトの手前には、多用途に使えるフリースペースが。ちょうどモカのケージの正面に広がる形で、モカにとって格好の遊び場所になるのだとか。

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「フリースペースは小上がりになっていて、腰かけるのにちょうどいい。私たちがモカと遊ぶのに欠かせないスペースです」(妻)。夫妻は家の完成後、何度かお披露目を兼ねたパーティーを開いたそう。そうした集いの日も、フリースペースは様々なくつろぎ方ができて、重宝したそうですよ!

機能的で空間がスッキリ! テーブル一位型のアイランドキッチン

キッチンのほうも見てみましょう。

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ワンルームの奥行きを生かした横長のテーブル一体型アイランドキッチンは、妻がキッチン製作会社にオーダーしたオリジナルもの。木目の美しいテーブルはホームパーティーにも大活躍。作業台としても役立っています。

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また、壁面には引き戸の大型収納を設置。ゴミ箱すらも入れてスッキリと隠しています。あえて高さを抑えることで圧迫感を軽減し、間接照明を仕込んであたたかな雰囲気になっていますね。
「夜帰宅し、モカが駆けてきて妻と一緒に迎えてくれるのがうれしい(夫)」と、照れながら語ってくれました。

色々な場所にモカとの暮らしを大切にしているOさん宅。

設計/PLAYGROUND
撮影/koji yamada
※情報は「リライフプラス」取材時のものです