生理周期が安定しなかったり、手の不調が気になったりしていませんか? ここでは産婦人科医の高尾美穂先生に「更年期の不調」について教えてもらいました。閉経のサインや、よく耳にする「バネ指」や「へバーデン結節」といった「メノポハンド」の症状を知って、更年期とうまく向き合っていきましょう。

頬に手を当てて困っている女性のイラスト
これって閉経のサイン? 気になる生理の症状や手の不調について解説
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閉経が近づいているサイン

「閉経が近づいてきた?」のよくある兆候は、順調だった生理周期が短くなること。そこからどんどん周期が延び、閉経を迎えます。

「WHOも参考にしている国際的な更年期の指標では、飛び飛びになった生理の間隔が60日以上になると、そこから約1~3年で閉経を迎えるとされています」(高尾先生)

・生理周期は長くなったり、短くなったり、一定しない。
・経血の量は徐々に少なくなっていく。
・生理の日数が短くなるor少ない出血でダラダラ続く。

●Q:病院で閉経を調べることはできるの?

A:女性ホルモンが乱高下する閉経前に判断するのは難しい

閉経前は女性ホルモンの乱高下が激しく、この時期に血液検査をしても分泌の変動が激しいため、閉経の断定は困難。ただ、生理が12か月止まり、完全に閉経をすれば女性ホルモンはほぼ分泌されないので判断がつきます。

●Q:初潮が早かった人は閉経も早い?

A:初潮の時期より、生活習慣や病気の治療歴が影響します

初潮が早い人は卵子も早くなくなって閉経も早い…というのは誤解。閉経の早さは生活習慣や病気の経験に左右されます。とくに喫煙者ややせすぎの人、卵巣の病気の治療歴がある人は早く閉経する傾向にあります。