食材の保存に欠かせない冷凍庫。「いつか使おう」と冷凍したものの、使わないまま放置なんてことも。ライフオーガナイザー・整理収納アドバイザーの資格をもつ井手本亜希さん(50代)は、試行錯誤を重ねた末、100円グッズを使った冷凍庫内の保存方法にたどり着き、10年以上続けているそう。詳しくつづります。
※ ESSEonline10周年の記念特集「私と10年」。ESSEonlineライターが「この10年で続けてよかったこと」をテーマに書き下ろします。
すべての画像を見る(全6枚)冷凍庫の収納方法を見直したら「プチストレス」が解消
筆者は夫と大学3回生の息子の3人家族。現在息子は進学を機にひとり暮らし中なので、夫と2人で3DKのアパート住まいです。
冷凍庫は、収納用品を使わなくても食品を保存できますが、自分に合った方法と収納用品で整えると、使いやすさがアップします。
冷蔵保存にくらべて保存期間が長い点はメリットですが、購入してから時間が経つとなにを入れているのか忘れやすい、冷凍すると見た目ではなんの食材なのか判断がつきにくくなる、といったデメリットも。
以前、片付けが苦手だったころは、収納アイテムを活用する方法がわからず、とりあえずラップで包んで冷凍していた筆者。しかし、いざ使おうとすると「これは牛肉? それとも豚肉?」となにを冷凍したのかわからなくなるという失敗を繰り返す日々でした。なにかわからない食材は手に取らなくなり、そのうち冷凍焼けを起こしてしまうことも。
収納アイテムは「見た目を整えるためのもの」と思っていたのですが、実際は食品を把握し、使いやすくするために必要なアイテムだと実感し、さまざまな方法を試してみるようになりました。
冷凍庫収納「3つの方法」、わが家に一番合っていたのは…
筆者がこれまでしていた方法をまとめてみました。
●1:購入したトレーのまま保存
・メリット:入れ替える手間が省け、容器や袋を購入する必要がない
・デメリット:使いたい量で解凍できず、一度にたくさんの食品を消費してしまうことがある
トレーのまま冷凍する方法は、解凍時にドリップが出やすいことや、電子レンジでの解凍ができないというデメリットを実感。
また、大容量パックの肉類など、一度にすべて解凍すると必要以上の量を使うことになり、結局ムダづかいをしているのでは? と感じました。
●2:フリーザーバッグに移し替えて保存
・メリット:1枚あたりの価格が安く手軽に使え、厚みを抑えられるのでたくさん収納できる
・デメリット:自立しないので、庫内の食品が少ないと雪崩を起こして行方不明になることがある
フリーザーバッグは100均でも手に入り、とてもコスパがよいアイテムです。
しかし、自立しないため、整理収納面では効果が実感できませんでした。ためしに、ブックエンドを使って立ててみると、量が多いときはブックエンドと食品が支え合ってよいのですが、少なくなるとブックエンド自体が倒れてしまいます。
結局フリーザーバッグも倒れて重なり合って埋もれてしまい、解決にはいたりませんでした。
●3:密閉保存容器に移し替えて保存
・メリット:食品ラップなどで包んで密閉できる保存容器に入れることで、品質が落ちにくい
・デメリット:使っていないときの保管場所が必要
わが家に合っていたのは、この方法でした。保存容器は、整理収納面でも形が固定されているので、庫内が乱れにくいというメリットがあります。
デメリットである保管場所については、筆者宅では空の容器もそのまま冷凍庫内に置くことで解決できました。

