オーダーする前に知っておきたい「注意点」も
すべての画像を見る(全10枚)とても魅力的なオーダー家具ですが、後悔しないためには事前にいくつかの注意点を押さえておく必要があります。
●注意点1:価格の高さ
多くの場合、オーダー家具は既製品よりも高価格となります。そのため、インテリアの趣味が変わりやすい人にはおすすめできません。
また、将来的に転居を予定している場合は一般的な住宅に置けるサイズ感か、長く使い続けられる素材かなど、価格以外の部分も含めて総合的に判断する必要があります。基準としては、価格を使用予定年数で割って、1年あたり、1か月当たりいくらになるか計算してみるのも目安のひとつです。
●注意点2:納期まで時間がかかる
在庫がある既製品にくらべて、受注生産は時間がかなりかかるので、引越しなど期限が決まっている場合は注意が必要です。
「職人さんが手づくり」などは魅力的に感じますが、納品までにかなりの日数を要することがあります。
●注意点3:サイズ、色味、素材感のイメージ違い
ネット注文の場合はとくに、イメージ違いに注意が必要です。
事前に色や素材の見本を取り寄せて、イメージと異なっていないか、床や壁の色とマッチするかを確認しましょう。
引き出しなどは入れるものに合わせてオーダーするのが基本ですが、箱などに実際に入れてサイズ感を確認するのがおすすめ。
扉があるタイプは、出し入れする部分の幅(有効開口寸法)にも注意が必要です。扉の内部の幅を収納したいもののサイズピッタリにしてしまうと、画像の矢印部分のように扉が邪魔をして出し入れできないことがあります。
扉が180度開くタイプであれば問題なく出し入れできますが、隣の扉の取っ手が邪魔になっていたり家具を壁につけて置いていたりすると180度開きません。扉があるタイプの家具は、扉の厚みも考慮したサイズでオーダーするのが失敗を防ぐポイントです。
計測の際は圧迫感も考慮して、床面積だけで判断せず、できれば段ボールなどで仮に組んでみると想定しやすいでしょう。
細部にまでこだわったオーダー家具は、デザインや機能面での満足感はもちろん、メンテナンスをしている時間ですら「オーダーしてよかった」と感じます。
婚礼家具としてオーダーしたので、金額は全部で100万円を超える高額でしたが、買って20年以上経っても使えていることを考えると、もとは十分取れているかなと思います。
近年はネットで手軽にオーダーできる家具もあるので、お気に入りを手に入れる選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。

