俳優だけでなく、アーティストとして音楽、映画製作、アートなど幅広いジャンルで活躍している、のんさん。現在放送中の水10ドラマ『Tokyo middle 30』では、30代で貯金なし彼氏なしという現実にあせりを感じている山地 遥を演じます。今回は、のんさんに、ドラマで演じた役と自身の共通点や、ドラマをとおして感じたことをインタビューしました。

のんさん
のんさん

「30歳の自分は落ち着いた大人になっていると思っていました」

“のん”になって10周年、デビュー20周年という節目を迎えた、のんさん。俳優だけでなく、アーティストとしても音楽、映画製作、アートなど幅広いジャンルで活躍しています。

そんなのんさんが出演しているドラマ『Tokyo middle 30』が、多くの女性の共感を呼んでいます。

本作は、中国で爆発的ヒットを記録したドラマ『Nothing But Thirty』(邦題:『30女の思うこと〜上海女子物語〜』)を原作に、日本版としてオリジナルリメイク。キラキラしたサクセスストーリーを思い描いて地方都市から憧れの東京にやってきた女性3人が、思いどおりにはいかない現実に直面し、35歳という人生の分岐点で自分らしい人生を模索していく物語です。

のんさんが演じるのは、主人公・佐倉麻紀(仲 里依紗)の高校時代の同級生・山地 遥。麻紀、遥、そして、永野薫子(深川麻衣)の3人は“ズッ友”を誓い合った親友で、それぞれの生活に追われて疎遠になっていましたが、再会をきっかけに、見て見ぬふりをしてきた自身の本音に向き合っていくことになります。

「“ミドサー”になった3人は、それぞれ思い描いていた夢とはまるで違う今を生きていて、高校時代と対比しながら35歳の現実が目まぐるしく動いていく展開がすごくおもしろいと思いました。私も高校生の頃は、30歳になったらもっと地に足がついて落ち着いた大人になっていると思っていたし、家庭をもって子どももいると思っていました。遥たち3人が抱える悩みはとてもリアルなので、たくさんの方に共感していただけると思います」

のんさん演じる遥は、感情で突っ走りがちな直感派で、高校時代は東京に行ってミュージシャンになると息巻いていたのですが、気づけば流れで始めたアパレルの仕事を続け、店長ではあるものの、貯金なし彼氏なしという現実にあせりを感じています。

「遥と私の共通点は、家の中と外に出たときのギャップがあるところ。家では本当になまけ者です(笑)。似ていないのは、遥は若くして夢破れて違う仕事に就きましたが、私は自分を妄信して、すごい役者になるんだと突っ走ってきたところ。そこが大きく違うかなと思います」