家を片付けたことで暮らしが好転した実例をご紹介します。今回紹介するのは、夫と2人暮らしの峯藤さんと、夫と子ども2人の4人家族で暮らす鈴木さん。以前はものがあふれた住まいでしたが、お片付け習慣化コンサルタントの西﨑 彩智さんによるメソッドを実践、不要なものを手放したことで、節約や年収アップにつながったそう。ビフォー・アフターをお届けします。

※ この記事は『時間とお金にゆとりが生まれる 貯まる片づけ』(プレジデント社刊)に掲載された内容を一部抜粋・再編集して作成しています

鈴木さんの
鈴木さん宅のビフォー
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「貯まる片付け」のポイント3つ

西﨑 彩智さんに“お金が貯まる片付け”のポイントを3つ教えてもらいました。

●1:貯まる片付けは「キッチンから」!

たとえば「家を片付けよう!」と思ったとき、クローゼットなどから始めてしまうと「来年は着るかも」などと手放すことに迷ってしまい、結局なにも捨てられず挫折しがち。

賞味期限という“数字”が書かれているものの多いキッチンから、必ずスタートするのがおすすめ。

●2:根性論はやめて「仕組み」化

「絶対に起きる」「絶対に片付ける」など、根性論で物事を成し遂げようとすると、疲れている日などは難しいもの。

「私は心が弱い」「またできなかった」と自分を責めるループに陥ってしまいます。

家族、友だち、SNS、あるいはChatGPTなどのAIツールに、「今日はこれを10分する」と、ハードルの低い約束をしてチャレンジすると成功率が上がります。「できた!」と報告するまでがワンセットです。

●3:「貯まる片付け」の極意

片付けを進めていくと中で、自分が、心から「好き」「快適」と思えるものがわかってきます。

そうなると、「なくてもいいもの」を衝動的にムダ買いしなくなります。結果、浪費から「投資」にお金の使い方が変わっていき、チャンスや収入をつかむチャンスがUPしていきます。

「片付けたらプリンターが3台出てきた」

・峯藤さんの場合:36歳・税理士・家族構成/夫

峯藤さんの職場のデスク周りはそれなりに片付いているのに、家は散らかり放題で、お金の管理もずさん。

「ただ床にものを並べていただけで、それが床面積を狭め、その上にまたものが重なっていました」(峯藤さん、以下同)

いざ片付けを開始したら、なんと掃除用ワイパーが5本、プリンターが3台も出てきて仰天。

峯岸さんがとくにお金をかけていたのが化粧品です。収納ボックス6個分を買い込んでいましたが、実際に使っていたのは1個分。

「これまでのように買うのをやめたら、クレジットカードの請求が半額になりました。洋服や靴など、売れるものは売って、合計10万円ぐらいに。片付けた今は“1個入れたら、1個出す”をルールとし、メタボハウスにならないように心がけています。買い物には慎重になりました」

作業が仕事の効率も上げてくれたのか、年収もアップしました。

「私の仕事は、期日を守るとマージンが上がるしくみで、金額でいうと年額70万円も増えました。家を片づけて自分を大切にできるようになったからか、『明るくなったね』と職場の人やクライアントに言われるようになり、以前よりコミュニケーションがスムーズになりました。自分に自信をもてるようになったと思います」

寝室に布団を敷けるように。峯藤さん宅のビフォーアフター

峯藤さんの住まいが片付けによってどのように変わったのか、間取りごとのビフォーアフターを紹介します。

●キッチン:炊飯器が冷蔵庫の上に!

右:アフター、左:ビフォー
左:アフター、右:ビフォー

以前は炊飯器を冷蔵庫の上に置いていて、下ろすのが面倒でご飯を炊いていなかったという峯岸さん。

「手の届く場所に移動してから使いやすくなり、外食の回数も自然に減りました」

●リビング・ダイニング:枕元にものが散乱

右:アフター、左:ビフォー
左:アフター、右:ビフォー

寝室はものであふれていたため、リビングに布団を敷いて寝ていたたそう。枕元にもものが散らかっていて、とても安眠できる環境とはいえず…。寝室を片づけて、今ではぐっすり眠れるように。

「化粧品がつまったボックスが6個分も! 我ながら驚きました」