忙しい朝や、前の日にちょっと食べすぎた翌日。「なんだか体が重いな」「顔がむくんでるかも…」そんな日は、無理に食事を抜くより、“体を優しく整えるスープ”を取り入れてみませんか? そこで今回は、食生活アドバイザーの資格をもつ料理研究家・おにゃさんの「ワカメとショウガの温活スープ」をご紹介します。たった10分でつくれて、飲むだけでホッとしますよ。
すべての画像を見る(全5枚)「体が重い」と感じた日のレスキュースタートに
外食続きや夜の会食で、つい食べすぎてしまった翌朝。「体がむくむ」「なんとなくだるい」そんな日にまず取り入れたいのが、温かい汁もの。なかでもワカメを使ったスープは、体を優しく整えながら“余分なもの”をスッと流してくれます。
またワカメには、体の余分な塩分を排出してくれるカリウムや、腸内環境を整える水溶性食物繊維がたっぷりで、脂っこいものを食べた翌日や、便秘気味のときにもおすすめ。低カロリーなのにしっかりかむことで満足感が得られ、自然と「食べすぎリセット」に。
スープは“飲む温活”となります。冷たい飲み物やパン中心の朝より、温かいスープをとるだけで代謝が上がり、体がポカポカ。胃腸も優しく目覚め、1日のスタートが軽やかになりますよ。
「朝ごはんは食べたいけど重いのはイヤ…」という人にもぴったりの、“優しいデトックススープ”です。
うま味+ミネラルで、満足感が続く!
ワカメスープのすごさは、「噛(か)むスープ」であること。乾燥ワカメが戻ると自然と歯ごたえが出て、噛む回数が増えるんですよね。
しっかり噛むことで満腹中枢が刺激され、食べすぎを防げるうえ、心の満足感も高まります。
食後もおなかがすきにくく、間食の欲求を抑える効果もあるんですよ。「ちょっとおなかがすいたとき」にワカメスープを1杯飲むだけでも、自然とお菓子の量が減ったり、夜のドカ食いが防げたり。
ワカメは腹もちがよく、「食べたのにまだたりない」という不満をやわらげてくれます。
