“毎日の暮らしを少し楽しくする衣食住”がコンセプトのウェブショップ&アトリエの主宰、圷(あくつ)みほさんの自宅は、かご収納と窓辺のグリーンを上手に取り入れた、すっきり心地よい空間です。無理なく続けられる工夫で、日々の暮らしにゆとりを手に入れるヒントを紹介します。

窓辺に置かれた観葉植物
鉢カバーに使っているのはハイタイドのタープバッグ。サイズ違いも買って活用。白壁はなにも飾らずにすっきりと
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窓際に観葉植物や花を飾れば「すっきり見え」

圷さん宅のリビング
圷さん宅のリビング

空間に広がりをもたらす、窓辺のグリーン。その取り入れ方には、先を見据えた工夫がありました。

編みカゴに観賞植物が入れられている様子
「カゴは用途を決めずに買いますが、必ず使い道が見つかるんです」

「植物は好きですが、大きな鉢は手放すときが大変。だから家にあるカゴやキャンプ用のバッグを鉢カバー代わりにしています。窓際にグリーンを飾ればすっきり見えるんです。グリーンが映えるよう、なにも飾らない壁の『余白』も大切に。その余白が、心のゆとりにもつながるんじゃないかなと思っています」(圷さん、以下同)

カゴと布の活用で、生活感の出るリモコンやコードが目立たない

ソファの横に編みカゴが並ぶ様子

リモコンや充電コードなど、こまごましたものが散らかると一気に生活感が。そんな悩みを解決するのが「とりあえずのカゴ」。

「部屋のあちこちに、なんでも入れられる『とりあえずカゴ』を置いています。カゴや布で目にうるさいものは隠して収納。すぐに片づけなくても、一時的にそこに入れるだけで部屋がすっきり。『時間ができたときに整理し直せばいいや』と思うと、気持ちに余裕も生まれます。

木製の編みカゴにお菓子が入っている様子

色数の多いお菓子のパッケージはカゴに入れて、布をかけて目隠し。

編みカゴにリモコン類が入っている様子

高さのあるカゴに入れれば布でカバーしなくても外から見えづらく、出し入れもラク。