チャイルドシートは積載の制限は大丈夫?

自転車
※画像はイメージです
すべての画像を見る(全3枚)

積載の制限といえば、子ども用のチャイルドシートもある程度高さがありますよね? これは問題ないのでしょうか。

「メーカーが安全基準に沿って製造しているチャイルドシートであれば、積載制限を超えることはありません。ただ、子どもが乗った状態となると、先ほど話した乗車人員の年齢や人数の制限にもつながってきます」

ちなみに、一般財団法人製品安全協会が定める自転車用幼児座席のSG基準では、前形の幼児用座席は、体重の上限が15kg以下で、後形の幼児用座席が24kg以下と定められています。使用する際は、安全性確保のため子どもの体重も確認するようにしましょう。

●自転車用トレーラーはOK?NG?

一度に大量の荷物を運ぶことができて便利な「サイクルトレーラー」や、子どもを運ぶ「チャイルドとレーター」も販売されていますが、これも問題ないのでしょうか?

「自転車1台でけん引できるトレーラーは1台までです。したがってその基準を満たしていれば問題はないのですが、トレーラーをけん引している場合は、道路交通法上の『普通自転車』には該当しないため、原則歩道を通行できません。また、都道府県によって規制が設けられている場合もあるので購入する際に問題ないか確認することをお忘れなく」

また、確認する際にどこのページをみればいいのかわからないこともありますよね。県ごとで自転車のルールを紹介しているページは多く、「〇〇県 自転車ルール」みたいな形でいちど検索してみるのがよさそうです。それでも不明な場合は、自転車販売店や最寄りの警察署に問い合わせてみるのも手。

日々の暮らしを快適に、そして安全にするためにも交通ルールはしっかりと守りたいもの。ぜひ参考にしてみてくださいね。