「失敗作」もおいしそうな仕上がりに!その理由は…
すべての画像を見る(全12枚)早速紹介されている材料を用意し、手順通りにつくっていきます。
●ラーメンとネギの豚バラ巻き
【材料(1人分)】
- サッポロ一番 みそラーメン 旨辛 1袋
- 豚バラ肉(薄切り) 18枚
- 万能ネギ 8本
- 酢 大さじ2
【つくり方】
(1) 今回は「サッポロ一番 みそラーメン 旨辛」を使います。
レシピ開発担当者によると、「サッポロ一番」のなかでも味わいがしっかりめな「みそラーメン 旨辛は、お肉に味が負けないのでは? と、肉巻きおにぎりなどを参考にしながらつくられたレシピなのだそう。
(2) 麺に熱湯をかけてほぐし、水で軽く洗って水気をよくきる。
ゆでずに「熱湯をかける」のがいつもと違って新鮮。
(3) (2)に付属のスープ1/2袋(小さじ2弱)、付属のタレ1/2袋(小さじ1)をあえ、あら熱を取る。
今回のレシピのポイントは、この「麺に下味をつけること」。これによって全体に味がついておいしい味わいになるとのことなので、しっかりめに混ぜ混ぜしました。
(4) 万能ネギは長さを4等分に切る。
(5) 豚肉3枚を少しずつ重ねておき、麺、万能ネギをそれぞれ1/6量のせて巻く。同様に全部で6個つくる。
この絵、かなりインパクトある…! もともと「巻く」のだとわかっていても、「本当にこれで合ってますか?(笑)」と不安になる見た目。
早速1つ巻いてみたのですが、お肉とお肉の間から、麺がぽろぽろでてきてしまう…。改めてつくり方のコツを見てみると、「隙間のないようにしっかりと巻くこと」なのだそう。レシピはちゃんと見ることが大事です、はい。改めて強く実感しました。
手前から、1、2、3個目。だんだん巻くのが上手になってきました!(笑)
(6) フライパンを熱し、(5)の巻き終わりを下にして中火で焼く。一度返して、上下に焼き色がついたら弱火にする。
ここでもう1つのポイントが、「巻き終わりを下にすること」。そうすることでお肉がはがれにくく、しっかりとした肉巻きになるそう。
(7) フライパンにフタをし、途中何度か転がしながら6分程蒸し焼きにする。
焼き上がっていくうちに気づいたこと。それは、「失敗作も、おいしそう…」。ところどころ麺が出てしまったところがパリパリに焼き上がり、これが「かた焼きそば」みたいでめちゃくちゃおいしそうなんです。
(8) 残りの付属のスープと付属のタレ、酢、水小さじ2(分量外)を混ぜて器に入れ、器に盛った(7)に添える。
公式写真と比べるとだいぶ太っちょな肉巻きが完成! でも割ったときの見た目が美しい。これは成功と言っていいでしょう!
実食!食感と味、調理の満足度は?
お肉、麺、ネギが同時に口の中に入ってくる感じは、「焼きそば」。麺がお肉で巻かれていることで、ボリューム感もありますね。
ほのかに感じる「ギョーザ」感の理由は、別添えしたタレ。今回使用した「サッポロ一番 みそラーメン旨辛」に付属している粉末スープとタレ、そして酢を混ぜた特製タレは、ギョーザにつけるしょう油×お酢×ラー油の組み合わせにそっくり。豚バラの脂っこさがいい感じに中和されて、食べやすかったです。
ただ、食べるときは1つ注意点が。大きくひと口でかぶりつかないと、豚肉と小ネギと麺がバラバラになってしまいます。3つの具材のハーモニーを味わうためにも、ひと口はでかめがおすすめ。
「ビジュアル」で献立を決めるのも、たまにはアリかも…?
取材協力:サンヨー食品