主婦にとって、1日でいる時間の長いキッチン。設備次第で居心地のよい空間にもそうでない空間にもなりえるわけで…。今回、キッチン設備のオプションが選択できるという購入特典にひかれ、2年前に3LDKの新築分譲マンションを購入した日刊住まいライターが、実際に取り入れてみて、「つけてよかった」と心から感じている、キッチンの「神設備」を紹介します。
すべての画像を見る(全6枚)設備1:高見えする「アクリル人造大理石のワークトップ」
わが家は、夫と3歳の娘の3人家族です。2年前に、3LDKの新築分譲マンションを購入しました。マンションを購入する際の購入特典として、各種メーカーの高性能設備をオプションで追加することができました。
数ある購入特典のなかで、いちばんひかれたのがTakara standard(タカラスタンダード)の「木製システムキッチン 」。このワークトップに使われているアクリル人造大理石にひと目ぼれ。
高級感が増すからという理由で選びましたが、見た目だけでなく、汚れが目立ちにくくて傷がつきにくいというメリットもありました。ゴシゴシと掃除をする必要がなく、使用後にさっとふくだけでキレイな状態が保てます。
設備2:手をかざすだけで水が出る「タッチレスシャワー」
毎日の洗い物で、その便利さを実感しているのがタッチレスシャワーです。センサー部分に手をかざすだけで水が出てくるので、汚れた手で蛇口に触れる必要がなく、蛇口が汚れにくいのがポイント。
手を洗うたびに蛇口をキレイにする手間が省けて、調理中のストレスが軽減しました。
設備3:水ハネ音が軽減される「低騒音シンク」
シンクには、水ハネ音が軽減される“低騒音シンク”を採用しました。子どもを寝かせたあとの食器洗いなども、「洗い物の音で目を覚まさないかな?」と気にせず家事ができるので安心です。
設備4:さっとふくだけでキレイになる「結晶化ガラストップ」
コンロには結晶化ガラストップをチョイス。油汚れも、さっと水ぶきするだけですぐに汚れが落ちて、ラクにキレイが保てるのがメリットです。また、五徳が食洗器で洗浄できるため、洗いづらい細かい部分の掃除に時間をかけずにすんで助かっています。
さらに、レンジフードとキッチンパネルは掃除しやすいほうろうにしました。汚れやすいコンロまわりの壁は、ほうろうにしたことで簡単にふき取れるため、採用してよかったです。
設備5:食洗機の近くに置いた「キッチンボード」
食洗器と対になる位置に、家具屋で見つけたキッチンボードを配置しました。
食器を収納するのにいちいち移動する必要がなく、スマートに片付けをすませられます。面倒くさがりの私にとって、最低限の動線で家事ができるのが大のお気に入りポイントです。
キッチンは、料理や洗い物など1日のなかでもすごす時間が多い空間です。オプション設備はコストを抑えるために採用を見送りがち…。ですが、実際に使うことを考えると、掃除のしやすさや家事の動線など、使い勝手をしっかり重視して選ぶことが大切だと実感しました。
妥協せずに選んだおかげで、とても快適なキッチン空間になり、本当によかったと思っています。これからマイホームを購入される方は、ぜひ参考にしてみてください。