夏場はとくに気になるトイレのにおい。その原因や、「週1」「月1」など、おすすめの頻度別にトイレの掃除術を紹介します。解説してくれるのは、クリンネスト1級のあささん。今すぐできる、トイレ臭対策は必見です。
すべての画像を見る(全7枚)トイレのにおい、その原因は?
トイレのにおいの原因はひとつではなく、下記のようなさまざまな要因が重なって発生します。
・尿はねや尿の飛び散り、こびりついた尿石
・便器のフチ裏や水たまりの黒ずみ
・トイレマットやスリッパ、壁紙へのにおい移り
・換気不足や湿気がこもる
とくに夏は尿石ができやすく、アンモニア臭が強くなりがち。見えている部分だけでなく、便器のフチ裏などの見えない場所のケアも大切です。
においを防ぐ!週1回からの簡単掃除ルーティン
頻度別にトイレ臭を防ぐ掃除ルーティンも紹介します。
●週1回:便器のフチ裏をブラシでこする
便器のフチ裏や水たまり部分には、トイレ用洗剤をしっかりかけて、ブラシでこするのが基本です。
時間がないときは、スプレーして流すだけの洗剤を使えば手軽に洗浄・消臭ができます。
●週1回:床と壁をクエン酸水でふき掃除
床や壁には尿が飛び散りやすく、それが残ってイヤなにおいの原因になることも多いです。尿やアンモニア臭はアルカリ性のため、酸性のクエン酸で中和するのがおすすめです。
やり方は、水200mLにクエン酸小さじ1を溶かした「クエン酸水」をスプレーしてふきます。床や壁の汚れ、においがスッキリしますよ。
●週2〜3回:便座裏、便器の根元をサッとふき掃除
便座裏は尿汚れがつきやすい場所なので、週に2〜3回ほど、アルコールスプレーや除菌シートでふき掃除が必要です。
便座裏の尿汚れが便器を伝って、便器の外側や床とのすき間に入り込んでいることもあるので、忘れずふき掃除をしましょう。
便器と床のすき間は、ヘラや古歯ブラシなどを使うと掃除しやすいです。