ESSEonlineに掲載された記事のなかから、12月に読みたいベストヒット記事をピックアップ!
バブリーキャラでおなじみの平野ノラさん。元汚部屋出身だった過去から一転、今はすっきりした部屋に夫と娘と暮らし、片づけ本を出すほどの片づけ達人に。そんなノラさんが、片づけられない読者のお悩みをバブリーに解決!
記事の初出は2022年12月。内容は執筆時の状況です。
とりあえずものをもっていると、未来の生活を圧迫してしまいます!
すべての画像を見る(全4枚)今回は、まだ使えるものキッチングッズの捨てどきについて教えてくれました。
●今月のお悩み
皿やコップなど、割れないかぎり、捨てどきがわかりません。なのに、ノベルティでもらったり、100円ショップなどでつい買ってしまったりして、どんどん増えてしまいます。洋服なら、今ときめくかときめかないかで判断できますが、キッチングッズは「これはまだ使える」「未使用だしもったいない」など考え出してしまい、捨てられません。(モリタさん・42歳・北海道・夫と長女の3人家族)
わかりますね~。いただいたノベルティグッズや一緒についてくるちょっとした景品。さほど困っていなくても、あったら便利かも、100円だし、と「ついつい」買ってしまったりしてね。
タダだし「とりあえず」もらっとけ。
安いし「とりあえず」買っとけ。
捨てられないから「とりあえず」閉まっとけ。
ズバリ! この「とりあえず」が、私たちの輝かしい未来の生活を、圧迫おったまげ状態(笑)にしているんです~
●部屋は毎日過ごす大切な空間。家をときめく空間にしよう
洋服なら、今ときめくかときめかないかで捨てられる相談者さん。たしかにキッチングッズやもらい物のグッズは身につけるわけではないから、洋服ほどときめきセンサーを感知しにくいのはわかります。
でも、部屋は服のように身につけなくとも毎日過ごす大切な空間。
その部屋があなたの人生のお立ち台~! どこまでも自分軸でクリエイトして、家そのものをときめく空間に変えちゃいましょう!
●ものと一緒に「とりあえず」「ついつい」も手放そう
手放す方法ですが、まずは意識改善から。
家の主役はまだ使えるものでも新品のものでもありません。我々人間です!! これしっかりたたき込みましょう。
ものの使用性と必要性をすみ分けて考えて。ものを選ぶ基準は、使えるか? ではなく必要か? だゾ。
「まだ使える」「いつかの来客のために」と家族の人数分以上の食器やカトラリーをため込んで、日々取り出しにくい、しまいにくい! なんて本末転倒! いざと言うときよりも「今」の快適さを優先しましょう。
でも…ため込んだ食器やカトラリーをどのくらい、残せばいいかわからな~い! という方。家族構成やキッチン収納のスペース、生活スタイルによっても使う量はもちろん変わってきますが、私が手放したのは好き嫌い以外だと「来客用の食器」「重すぎて使いづらい食器」「レンジ使用不可の食器」などでした。
また、収納のときのポイントは、「食器を重ねすぎない」「すべて見えるようにしておく」です。見えないとなにがあるか忘れちゃうし、手前の食器をどかして奥の食器を取り出すのもおっくうになりいずれ使わなくなるゾ!