老いを感じるほど年をとってはいないけれど、若い頃との違いが身にしみる40代。現在44歳、3人の息子と夫と暮らすイラストレーターのマルサイさんも、最近自分の「顔面の老化」を感じる出来事があったそうで…。「マルサイの惑いっぱなし40代」では、マルサイさんが美容やファッションを始めとした40代の悩みに、七転八倒しながら向き合っていきます!
40代、自分の「顔面の老化」を感じたショックな出来事
すべての画像を見る(全2枚)「四十にして惑わず」とは孔子の言葉ですが、44歳にしてタイトルどおり惑いっぱなしのマルサイです。みなさんこんにちは。
先日久々に念入りにメイクをしたんですよ(と言っても7分程度で完了)。
アイラインがずいぶんと描きづらくなりましたね~。目尻が下がってきちゃってね。まぶたを指で持ち上げながら仕上げたわけですが、若い頃はこんなことしなくてもスッと描けていたのになぁ…と改めて顔面の老化を感じた出来事でした。
それにしても、鏡の中の自分と向き合う時間が20代に比べるとずいぶん減りました。育児に全振りしていた30代なんて、ほんっとに鏡を見るヒマがなくて、朝のメイクタイム以降1回も鏡を見ずに1日が終わるなんてこともしょっちゅうでしたもんね。
子育てがひと段落して、ようやく鏡を見る時間が持てるようになったと思ったら、そこに映るのはすっかり老け込んでしまった自分の姿。
あれっ…? ほうれい線がすごいな…。なんか鼻の下長くなってるような…。
なにこの眉間のシワは!?
ちょっと待って私ってこんな顔だったっけ???
●スマホのインカメラに知らないおばさんが…
鏡の中に限ったことではありません。スマホのカメラがうっかりインカメラになっていようものなら「ギャッ!」と声が出てしまうほど驚きます。知らないおばさんが画面いっぱいに映っているんですもん。
老化フィルターかな? とあるはずのない加工機能を疑ってみたり。現実を受け入れるまでにそこそこ時間がかかります。
頭の中の自分のイメージが30代で止まっているのも現実とのギャップに苦しむ理由の1つではあるのですが、それにしても急速に老けたような気がするんですよね。
マスク生活で表情筋が衰えるという話をよく聞きますが、たぶんそれ。
家族によく「疲れてる?」と聞かれるのも、表情が乏しくなっているからなのでしょう。それから、スマホを見るときや絵を描くときに前傾姿勢で下を向きっぱなしなのもよくないらしい。たるみの原因になるんですって(知らなかった…)。