1月18日からスタートする『スタンドUPスタート』は、さまざまな事情を抱えた“わけアリ人材”へ投資する主人公を描くビジネスストーリー。投資会社「サンシャインファンド」社長で、自称“人間投資家”の主人公・三星大陽を演じるのは、竜星 涼さんです。
スタートアップは、自分の未来を広げる手段のひとつ
昨年放送された連続テレビ小説『ちむどんどん』では、タンクトップ姿が印象的な徹底したダメ男を演じ、注目度がグンとアップした竜星さん。今作ではスタイリッシュな衣装に身を包み、「“資産は人なり”。資産を手放す投資家はいない！」という理念をもつ主人公を演じます。
●朝ドラとは違った、強烈なキャラクターをつくっていきたい
「朝ドラで長期間にわたり、ダメニーニー役をやらせていただいて（笑）、多くの方々に観ていただいたことは、僕にとってとても大きなでき事でした。今作では、その印象をガラッと変えるくらい、また違った強烈なキャラクターをつくっていけるようにしたいですね」
物語は、過去の栄光にすがる中年男性や前科者、就業経験のない主婦など、生きづらさを感じている人々と出会った大陽が、「スタートアップ（起業）しよう！」と声をかけ、それぞれのもつ可能性を見いだし、再び生きる希望をとり戻させていく“人間再生ドラマ”です。原作は、『ドロ刑』の福田 秀さんが描く、『週刊ヤングジャンプ』に連載中の同名コミック。
「起業や投資家というものに、自分とは縁遠いとか、難しいイメージがあったんですけれど、原作と脚本を読んで、とても身近な存在だと感じました。そして、スタートアップすることは、自分の未来を広げるひとつの手段として、すごくいいものだなと。それを、コメディ要素もありながら、わかりやすく描かれているので、斬新で今までにないドラマになりそうだと思います」
●投資家を演じるうえで、大事にしたいもの
投資家役を演じるにあたり、さまざまなビジネス本を読むなど、日々勉強しているという竜星さん。そのなかで印象に残ったことは、意外にも“人と人とのつながり”だそう。
「台本にも書いてあるんですけれど、頭でいろいろなことを考えていても、結局、動かすのは人と人との間に生まれる強いエネルギーだったりする。だから、目標や目的に向かって動く力があれば、どんなことでもできるんだと、強く感じました。ただ、人と人とのつながりは、けっこう泥くさい一面もありますよね。これを軽く演じてしまうと薄っぺらい作品になってしまうので、目の前にいる人をどう本気で立ち上がらせるのか、どれだけの熱量をもってお芝居できるのかが大事だと思っています」
フジテレビの連続ドラマ『素直になれなくて』でデビューして13年。今作が竜星さんにとって、フジテレビの連ドラ初主演作となります。
「感慨深く、うれしく思いますし、ハートフルな作品にワクワクしています。人生の岐路に立っている人の背中を押してくれるような物語なので、自分と重ね合わせてなにかしら感じながら、楽しんで観ていただけたらと思います」
『スタンドUPスタート』
1月18日START
毎週水曜 夜10時（第1話は15分拡大）
フジテレビ系 全国ネット放送中
