キッチンの使いやすさは、道具の選び方や収納で大きく変わるもの。今回は整理収納アドバイザーでクリンネスト1級のあゆみさんに、古布の活用やキッチングッズ選び方、そして収納の工夫まで、毎日の台所仕事がラクになるヒントを教えてもらいました。
すべての画像を見る(全4枚)「古布」は掃除道具にして使いきる
キッチンの掃除が面倒に感じる理由のひとつは、「使ったクロスやフキンを洗う手間」でした。そこで、衣替えのタイミングででてきた古いタオルや着なくなったTシャツを小さく切り、使い捨ての掃除用の布としてストックするようにしました。
シンク下や引き出しのすき間に、ざっくり畳んで入れておくだけ。油はねが気になったときや、調理中にこぼしてしまったときに、そこから1枚サッと取ってふき、汚れたらそのままゴミ箱へ。
布巾のように「あとで漂白して干して…」と考えなくていいので、気持ちのハードルがぐっと下がりました。わが家では、キッチン前だけでなく、コンロ周りや冷蔵庫の側面など、「ついあと回しにしがちだった場所」もこまめにふけるように。
古布を掃除道具として最後まで使いきることで、節約にもなり、収納スペースの見直しにもつながりました。
キッチン道具は「洗いやすさ」で選ぶ
以前は、デザインが気に入ったものをなんとなく選んでいましたが、いざ使ってみると「溝が多くて洗いにくい」「スポンジが入らない」と、洗い物のたびに小さなストレスを感じていました。そこで、買い替えのタイミングで意識したのが「洗いやすさ」です。
たとえばトングは、バネやギザギザが少ないシンプルなものに。菜箸も、飾りのないまっすぐな形を選ぶようにしました。フライ返しやお玉も同じで、「スポンジでさっとなでるだけで汚れが落ちるか」を基準にすると、あと片付けの時間が短くなります。
食洗機に入れられるかどうか、も目安にしています。毎日使う道具こそ、少しの洗いにくさが積み重なるもの。洗いやすい道具にそろえていくと、シンクに食器がたまらなくなり、「使ったらすぐ洗って元の場所へ戻す」というリズムが自然と身につきました。


