熱中症の応急処置で知っておきたいこと

熱中症になりかけた女性
※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)
すべての画像を見る(全4枚)

外出中に熱中症の症状が現れたら、すぐに涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめ、身体を冷やし、水分と電解質を補給してください。

●身体の効率的な冷やし方

身体を冷やす際には、保冷剤や冷たいペットボトル飲料、濡れタオルなどを、首すじ、脇の下、足のつけ根など、太い血管が通る部位に当てることで、効率的に体温を下げやすくなります。

身体の内側から効率よく冷やせるアイススラリーの活用もおすすめです。

アイススラリーとは、液体と細かな氷の粒子が混ざったシャーベット状の飲料。水分を補給しながら深部体温の上昇を抑えることが期待できるため、出発前や移動中、外出先、長時間日差しを浴びたあとの休憩時などに利用するのがおすすめです。水分や電解質、糖質を含むものを選ぶとよいでしょう。

帰宅後は「時間差熱中症」に要注意

ソファに横たわる女性
※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)

また、日中は問題がなくても、帰宅後や夜間に頭痛、吐き気、倦怠感、発熱、食欲低下、ぼんやりする、強い眠気などが見られることがあります。

これは「時間差熱中症」と呼ばれるものです。外出時では気をはっていて気づかなかった、暑さによる疲労や脱水、水分・電解質不足、体温調節機能の乱れなどが、時間差で生じることがあるのです。

外出後の入浴や、飲酒による脱水が誘因となって起こることもありますので、気を抜かずに水分補給や体調管理を心がけてください。