ここ数年高まる「サメ」人気。ホホジロザメやジンベエザメだけでなく、じつは500種類以上もいる奥深い生き物です。今回は、サメ好き絵本作家・こたさんと、国内有数のサメ展示を誇る水族館「アクアワールド・大洗」のレジェンド飼育員・徳永幸太郎さんがイベントで対談。「推しサメ」やサメの魅力をたっぷり語ってもらいました。
すべての画像を見る(全7枚)幼少期からサメ愛が止まらない。原点は「水族館と映画」
まず、サメと出合ったきっかけは「水族館だった」とこたさん。
こたさん(以下、こた):出合いは水族館です。地元が新潟で、近くに「マリンピア日本海」という水族館があって。そこで初めてサメを見て、自分より大きな生き物が泳いでいるのに驚きました。僕は鉄道も好きなんですが、あのシャープで流線型の体が「新幹線みたいでかっこいい!」と感じたのがきっかけですね。3歳か4歳くらいのことだと思います。
一方、徳永さんは映画「ジョーズ」が入口だったそう。
徳永幸太郎さん(以下、徳永):私は、当時流行っていた「ジョーズ」という映画に衝撃を受けたのが始まりです。「サメってすごく怖いんだ! 人をパクパク食べちゃうんだ!」という強烈な印象のなかでも、やはり怖いものへの興味もあって。水族館のガラス越しに初めてサメを見たときのことは今でも覚えています。
――そんなサメの魅力をひと言で表すとしたら、どうでしょう。
こた:「種類の多さ」です。サメというひとつの種に、ジンベエザメのような巨大なものもいれば、とても小さなものもいる。ノコギリザメやシュモクザメのように形が個性的なものもいて、生態もじつにさまざま。その豊かさがすごくおもしろいです。
徳永:私は「強さ」ですね。サメにはそういう強さの象徴としての魅力が、根幹にあると思っています。


