「捨て活」や「手放すこと」への関心が高まるなかで、それでも捨てない方がいいものは確かにあります。今回は、片付けのプロとして3000件以上のお宅訪問をしてきた下村志保美さんが、「これだけは残しておいて」と伝えたい、10のアイテムを紹介します。

非常持出袋
ミニマリストでももっておくべきグッズを紹介します!
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出番は少なくても、あると安心な「暮らしの道具」

メジャー

「片づけ=捨てること」ではありません。片づけでは「何を捨てるか」だけでなく、「なにを残すか」を決めることも大切です。

まずは、出番は多くなくても、暮らしを支えてくれる道具から紹介します。

●1:基本的な工具(ドライバー・ハンマー・メジャー)

家具の組み立て、ちょっとしたネジの締め直し、引っ越しの採寸…。なにかと出番があります。基本的な工具セットは1つ持っておくと便利です。

また家具に付属している特殊な形の工具は要注意。なくしてしまうとその家具の修理や再組み立てができなくなります。なくさないように、その工具がついていた家具の裏側などに、ビニール袋に入れて貼りつけておくと、必要な時にすぐ見つかりますよ。

●2:替えの電球・電池

電気が切れてしまったときに、すぐ交換できる安心感は大切です。災害時にも懐中電灯用に電池は必需品となります。

ただし、買いすぎは注意。目安として、各サイズ4個程度を上限にしましょう。

厳選して残したい「思い出の品」

続いては、思い出のものです。

●3:写真や手紙

全てを残す必要はありませんが、本当に大切な写真や手紙は手放さなくていいと思います。捨てるものを選ぶのではなく「絶対に残したい!」を基準に選んでみてください。

●4:子どもの作品

「捨てなくちゃ」と思うと苦しくなってしまうもの。だからこそ、とくに思い入れのある作品だけを厳選して残すのがおすすめです。

今はスマホで写真や動画を手軽に残せる時代です。「ここを工夫したよ」など、お子さんに作品について話してもらう様子を動画で残しておくのもおすすめ。そのときならではのかわいらしい声や表情まで記録でき、場所も取りません。

大切な書類

保険証券

いざというときに困らないように、大切だと思う書類も取りまとめて残しておきましょう。

●5:保険証券(最新のものだけ)

古い保険証券は処分してかまいませんが、現在契約中のものは必ず手元に保管しておきましょう。いざ保険金を請求しようとしたとき、「どこにあるかわからない」では困ってしまいます。

また、管理をひとりに任せきりにするのも避けたいところ。万が一に備え、家族ごとに1冊のファイルにまとめ、保管場所を家族で共有しておくと安心です。

●6:今使っている家電の取扱説明書や保証書

取扱説明書は、「今使っているものだけ」を残すのが基本です。

すでに手放した家電の説明書や、もう使う予定のない組み立て説明書などをそのまま保管しているご家庭は意外と多いもの。現在使っている家電や、今後も必要になるものだけに厳選することで、必要なときにすぐ取り出せるようになります。

●7:通帳・権利証・重要書類

土地や建物の権利証、通帳、保険関係の書類、年金手帳などは、再発行に手間がかかったり、できなかったりする大切な書類です。

これらは、5で紹介した保険証券などと一緒に保管場所を決め、1か所にまとめて管理しておきましょう。家族全員が保管場所を把握しておくことも大切です。