災害時、避難所の室内でペットと一緒に過ごせるわけではありません。万が一の場合も想定し、ペットが安心して身を寄せられる場所が必要です。今回は国際災害レスキューナースの辻直美さんに、ペットが喜んで入る「段ボールキャリー」のつくり方を教えてもらいました。普段使いして、いつ起こるかわからない災害に備えていきましょう。
※ この記事は『最強版プチプラ防災』(扶桑社刊)に掲載された内容を抜粋・再編集しています
すべての画像を見る(全3枚)一時避難時にペットが過ごす部屋が必要
「避難所へはペットを連れていけない可能性が高いです」と、自身も被災経験があり、『最強版プチプラ防災』(扶桑社刊)などの著作がある防災の専門家の辻さんはいいます。
「しかし、“ペットを安全な場所に移動させる備え”は必要。災害が起きたとき、部屋が壊滅的な状態になり、住み続けられなくなるかもしれません」(辻さん、以下同)
そんなとき、役に立つのが段ボール製のペットキャリー。
「ペットを飼っている人であれば、動物病院などに連れていくためにキャリーを用意していることがほとんどでしょう。しかし、あなたのペットはそのキャリーに喜んで入ってくれるでしょうか。とくに猫はキャリーを見ただけで緊張し、逃げ出したりするという話をよく聞きます」
辻さんによる「段ボールキャリー」は日頃からリビングなどに置いておくことは大切だそう。
「そして、ペットのお気に入りのフードやおやつをセットし、“落ち着く場所”として認識してもらうのです。中にはペットシーツを敷き、万が一に排泄してしまった場合にも備えます。地震で部屋がグラッと揺れたときに、ペットがそのキャリーの中に逃げ込むぐらいになったら大成功。すばやくシーツでくるんで、避難先や預け先に運びます」
