気がつくと家の中がものだらけになっている、とお悩みの人も多いのでは? 整理収納アドバイザーの小西紗代さんによると「“いつか使うかも”と残しているものは、じつは不要なことが多い」そう。今回は小西さんに、片付かない家にありがちな「即捨てOK」のアイテムや“残すもの”の見分け方について教えてもらいました。
※ この記事は『持つのは「今、必要なもの」だけ。:無理なくキレイが続く、本当の整理収納術』(三笠書房刊)を一部抜粋・再構成して作成しています。
すべての画像を見る(全3枚)家にあるものが「必要」か「不要」かどう判断する?
整理でものを厳選する基準のひとつが、「必要か不要か」です。
なにが「必要」で、なにが「不要」か。その判断は、まずは「“今”の日常で使っているか」を基準で考えるといいと思います。
「今(日常的に)使っているもの」であれば、おおむね「必要なもの」です。そのなかでも「好き」でなければ残すには値しないのですが、でも、突然なくなってしまうと困ってしまうものは、今の日常に「必要なもの」ですよね。
そこに当てはまらないもの、すなわち「今、使っていないもの」はどうでしょうか。「なくても、困らない」ことがほとんど。つまり、おおむね「不要」なのです。
ただし、今は使っていなくとも、お正月やクリスマス用品など特定の時期に使うもの、冠婚葬祭のアイテムなど、必要なタイミングで活用されているなら、それは必要なものです。
使う「かも」には要注意
それでも、いざ必要なものを「選ぼう」とすると迷ってしまい、なかなか減らせないのは、「使うかも、必要かも」といった、「かも」に惑わされているからです。
今は使っていないけれど、「いつか使うかもしれない」と、未来を見据えた考え方や判断が、ものを増やしてしまっています。
たとえば、
・やせたら着られる“かも”と、とってある服
・将来、子どもが着る“かも”と、残してある服
・リゾート旅行で着る“かも”と、保管してある未使用のワンピース
・お客様が集まったときに使う“かも”と、用意したグラスのストック
・いつか使う“かも”と、しまってある引き出物
こういった決まっていない予定のためのものが眠っていないでしょうか?
もちろん、
・来年の旅行で、着るから
・来年のクリスマスも、人が集まるから
このように具体的に使うことが決まっていれば、必要なものです。
●使われることのなかった「来客用布団」
しかし、「いつか使うかも」の“いつか”は、「いつくるかわからない、いつか」です。正直に言って、その“いつか”はいつまでたってもきません。
かつて私も「いつか泊まるお客様のために」と布団を備えていました。圧縮袋を買って、がんばって圧縮して。さらに、どうすれば押し入れの隙間にうまく入るか、つっぱり棒をストッパーにしてみるなど、試行錯誤。時間も手間もグッズ代も費やしたものです。でも結局、「いつか」も「泊まるお客様」も来ませんでした。

