家族も仕事も人生を支える、大切なもの。「だからこそ、しんどいときは無理せずにつき合い方を見直し、やめる勇気も必要でした」。そう語ってくれたのは、現在“ゆるミニマリスト”として生活する阪口ゆうこさん(43歳)。夫と2人の子ども、猫2匹との暮らしで手放したことをご紹介します。

家族や仕事とのつき合い方を見直して、無理のない生活に。
家族や仕事とのつき合い方を見直して、無理のない生活に。
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家族:家族間で心地よい生活を整えたら、関係が良好に

家族との接し方を見直した、阪口さん
家族との接し方を見直した、阪口さん

家族のなかで“当たり前”だと思っていたことも、やめて好転したことがたくさんあります。

●家族だからこそ本音はやめた

「そんな服で行くの!?」「本当にできる?」…心配のあまり口にしてしまう本音を封印。

「失敗も経験になる。私自身そうだから否定せず見守るようになりました」(阪口さん、以下同)。

おかげで、子どもたちが自らやりたいことを話してくれるように。

●夫婦同室をやめた

ベッド
睡眠の質が上がった!

きっかけは夫のいびき。歯列矯正で改善したけれど、お互いよく眠れるので継続することに。

「書斎だった3畳間が私の寝室。布団一式敷けるだけ、狭いけれど寝るだけなので十分」。

枕元にはお守り代わりに子どものオモチャを。

●「親は捨ててもいい」と思うことで関係が好転する

親の遠慮のなさにモヤモヤし、思いきって距離を置いたそう。

「連絡するまで放っておいてと伝え、2年離れました。私が関係を断つかもしれないとわかって、電話のタイミングなどを気づかってくれるようになり、今はいい距離感です」