習慣化することで、家が片付いた状態をキープできて、大掃除も不要になるアイデアを紹介します。整理収納アドバイザーで、ミニマルな暮らしをするNozomiさんのケースです。ここでは、Nozomiさんが実践している、4つの小さな掃除習慣について語ります。

Nozomiさん
小さな習慣で、大掃除も必要なしに
すべての画像を見る(全6枚)

大掃除しない家は「毎日の小さな習慣」でつくられる

リビング

わが家では大掃除をしていません。その代わりに、日々の「小さな習慣」を積み重ねることで、年末にあわてなくても家が整うようになりました。

どれも数十秒~数分でできることばかりで、無理をしないことが続けるコツです。毎日少しずつきれいにしておくと、気持ちの余白も生まれて、家事全体がラクになります。

習慣1:玄関は出入りの1分で「ついでに整える」

玄関掃除

玄関は、家の印象を決める大切な場所。わが家では月曜と金曜の「子どもを幼稚園に送ったあとの1分」が掃除の時間になっています。

まずはドアストッパーで扉を固定し、手を使わずにサッと換気。ホウキでたたきを軽くはくと、砂ボコリもすぐに取れて気持ちがいいです。

靴のにおいは消臭パウダーを使ってリセット。さらに、出しておく靴は1人1足だけと決めています。ものが少ないと掃き掃除がしやすく、汚れに気づきやすくなるので、手間なく「いつも整った玄関」がキープできます。

習慣2:リビングは「床にものを置かない」を徹底

リビングの掃除をするNozomiさん

リビングは「ものを置かないこと」が、きれいが続くいちばんの近道だと考えています。床にものがなければルンバがしっかり動いてくれるので、週2回の稼働で十分きれいになります。

子どもの食べこぼしは、ハンディ掃除機ですぐ吸うのが習慣。わが家はフローリング調の床タイルを敷いているので、汚れもひとふきで落ちてとても便利です。

さらに、ホコリがたまりやすいソファやテレビ台などの家具を置かないことで、日々の掃除がぐっとラクになりました。管理するものを減らすほど、掃除の負担も比例して軽くなると感じています。