不用品を手放すとき、「なんとなく捨てにくい」「もったいない」と感じてフリマアプリを利用する人も多いのではないでしょうか? ミニマルな暮らしを発信するOdekoさんは、不用品を手放す手段として、以前は利用していた「メルカリ」を使わなくなったそうです。なぜメルカリを使わなくなったのか、そして今どのような手段で手放しているのか、詳しく伺ってみました。
すべての画像を見る(全6枚)理由1:不用品が家から出るのに時間がかかる
「捨て活」でいちばん面倒なタスクは、不用品を「家の外に出すこと」です。
手放すと決意した時点では、不用品はまだ家の中。家の外に出すまでは、「捨て活」完了とはいえません。
そういう意味でメルカリは、手放そうと決意してから、出品、相手からの購入、そして配送まで、タイムラグが発生します。せっかく手放そうと決意したのに、売れるまではいつまでも家の中にものが残っている状態に。
もちろん値段をなるべく安く設定して、早く売れる工夫をすることはできます。しかし、値段にこだわらないのなら別の手段でもいいのでは? と考え、メルカリ以外の方法にチェンジしました。
理由2:梱包資材が必要となり、逆にものが増えてしまう
そしてもう1つ、メルカリ発送に欠かせないのが「梱包資材」です。
コンビニなどでも簡単に手に入りますが、発送のたびに購入するのはもったいないと感じ、家にある段ボールやプチプチなどを保管していました。
そうすると、不用品に加え、梱包資材ももち続けることに。収納が圧迫されるほどではないにせよ、不用品が売りきれるまでこの状態です。
すっきりした暮らしを目指して始めた「捨て活」なのに、逆にものを増やす結果になるのは本末転倒。これも私がメルカリを使わなくなった理由の1つでした。
理由3:スマホから離れられない
とはいえ、本格的に「捨て活」を始める前の私は、メルカリ愛用者でした。
着なくなった服を写真に撮って載せるだけで、だれかが反応してくれて、ときには購入してくれるのはうれしいことです。
メッセージのやり取り、値下げ交渉、評価入力…。相手のいることなので、迅速な対応も心がけ、気がつけば、なにか進展がないかとことあるごとにスマホをチェックしてしまうように…。
本来、メッセージのやり取りも発送も、そこまで迅速にする義務はないはずですが、どうしても気になってしまうのです。
メルカリでのやり取りが楽しいと感じる方はいいのですが、私にはいつしかとても負担になってしまっていました。