季節の変わり目は、気温や天気が安定せず着る服に迷いがち。その一方で、衣替えや服の入れ替えをする絶好のタイミングでもあります。片付けコンサルタントの下村志保美さんによると、この時期にクローゼットを見直しておくと、来年のスタートがぐっとラクになるそうです。今回は下村さんに「とりあえず入れておく」習慣をリセットする3つのステップを教えてもらいました。
すべての画像を見る(全5枚)1:「着た服」と「着なかった服」を分ける
まずは今シーズンの服を全部チェック。ハンガーや引き出しから出し、「よく着た服」と「ほとんど着なかった服」に分けます。着なかった理由はさまざまですが、多いのは「サイズが合わない」「色や形が似合わなくなった」「似たような服が多い」「お手入れが面倒」など。
迷ったときは、自分に「来年のシーズン初日に、これを迷わず着たいと思える?」と、問いかけてみてください。
この質問で「うーん」と迷う服は、出番が少ないまま再び眠らせてしまう可能性が大きいです。潔く手放す候補にしましょう。
2:くたびれた服はワンアクションで処分
お気に入りでも、毛玉・色あせ・型崩れしている服は要注意です。1枚でも“くたびれ感”のある服が混ざっていると、クローゼット全体の印象まで下がります。「部屋着にすれば…」と残すのも、2枚までがおすすめ。それ以上は処分しましょう。
ワンアクションで手放せるよう、クローゼット近くに処分用バッグや箱を置いておくと便利です。ため込む前にすぐ手放せる仕組みをつくりましょう。