「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」は、耳の後ろから鎖骨にかけて縦に伸びる筋肉。コリをほぐせば、顔のたるみや肩コリのセルフケアができるとSNSでも話題です。ここでは美容整体師として活躍するうちやま先生。に、若見えにつながる「胸鎖乳突筋の探し方」を伺いました。

胸鎖乳突筋をつまむ女性
SNSで話題を集める「胸鎖乳突筋」の探し方を伝授
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「顔の下半身」がたるむ40代以降はセルフケアで脱・老け見え!

耳の後ろから鎖骨にかけて浮き出る胸鎖乳突筋

年齢とともに、顔の輪郭がぼやけて締まりがなくなり、むくんだり、二重あごになったり…。

「40代以降はとくにこうした『顔の下半身』がたるみ、顔の縦横のバランスが若い頃とは変わってきます。胸鎖乳突筋のセルフケアを続ければ、『顔の下半身』のたるみがすっきりして、フェイスラインが引き締まり、グンと若見えしますよ」(うちやま先生。、以下同)

股関節に不調があると胸鎖乳突筋も硬くなる!

「股関節の動きが硬かったり、不調があると体が傾き、その分、頭の位置でバランスをとろうとして、胸鎖乳突筋が硬くなることも」

つまり、胸鎖乳突筋と股関節を並行してほぐすと、効果アップ。

<胸鎖乳突筋がこりやすいのはこんな人>

  • ・1日1時間以上スマホを見ている
    ・仕事はデスクワークがメイン
    ・顔がむくみやすい
    ・気がつくと猫背になっている
    ・視力が悪い
    ・目が疲れやすい

●こっている人・いない人でこんなに印象が変わります!

こんな姿勢になっている人は要注意! 胸鎖乳突筋がこっている可能性があります。

【こっている人】

猫背の女性

【こっていない人】

背筋が真っすぐに伸びた女性