ゲームを題材にした映画『8番出口』の公開が控える二宮和也さん。海外でも注目を集めた本作の魅力と、現場で感じたものづくりの醍醐味を語ってくれました。
すべての画像を見る(全2枚)まずは自分たちが楽しいと思えるものを
「台本づくりから映画に参加するのは初めて。まずは自分たちがおもしろいと思えるものをつくって、それが結果的に新しく見えたらいいな、という気持ちで取り組んでいました」
二宮和也さんが“ものづくりの楽しさ”を体験できたと話すのは、同名ゲームが原作の映画『8番出口』。二宮さん演じる「迷う男」が地下通路に迷い込み、次々に起こる異変と対峙しながら、脱出を目指してさまよう…というストーリーです。
「物語の軸は『迷う男』ですが、僕はこの映画を“主役がいない作品”だと捉えていて。彼の心情を深掘りするというより、登場人物たちをどう動かせばおもしろくなるだろう? と考えながらつくっていきました」