50代に入り、そろそろ老後のお金が心配になってくる時期。ゆとりある将来のために、今できることは? ファイナンシャルプランナー・塚越菜々子さんに、50代でやめておくこと、始めておきたいことを教えてもらいました。
子どもが自立する50代は老後資金を増やすチャンス!
すべての画像を見る(全3枚)子どもが自立して子育てに関する費用が必要なくなると同時に、まだまだ働いて収入を得られるのが50代。投資など、攻めの姿勢でお金を増やすことを考えていきましょう。
●<やめること>不必要な保険をやめる
子どもの自立後や住宅ローン完済後は、高額な死亡保障や収入保障は不要。子の医療保険も本人と相談のうえ、契約者を本人に変更して継続か、解約か判断を。また、会社の団体保険に子の傷害保険をつけたままの場合も。今一度確認を。
●<やめること>社会人になった子への金銭援助はやめる
子どもが社会人になったら、奨学金返済や生活費の援助はやめ、金銭的自立を促しましょう。同居する場合も生活費を受け取るようにして。このタイミングを逃すと延々と援助し続けることになり、結果親子共倒れに。
「老後、あなたに頼らないですむように資金づくりの相談に乗って」と、親子でNISAなどの勉強をしても。