いよいよ梅雨到来! ヘアセットが大変なこの時季、気になるのはうねり毛。うねっているだけでなんとなく老けて見えることも…。「髪の乾かし方を工夫するだけで対策ができます!」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。今回は髪の毛のクセに悩むアラフィフの読者をモデルに、うねり毛がなくなる髪の乾かし方を教えてもらいました。
すべての画像を見る(全7枚)
梅雨は髪のクセが出やすいタイミング。乾かし方で対策!
さとゆみ:くるよ。梅雨、くるね!
八木ちゃん:きますねー。この時季は本当に、髪の悩みが爆発するんですよね。梅雨に髪がまとまらないのは、髪に水分が出たり入ったりするからなんです。もともともっている髪のクセが出やすくなる季節でもあります。
さとゆみ:前回は、縮毛矯正やトリートメントなどで乗りきる方法をご紹介しましたが、今日は、家での髪の乾かし方を教えてもらいます。
八木ちゃん:はい。うねりが出た状態で乾いた髪をどうにかするのは大変なのですが、髪が濡れているときから意識して乾かすと、扱いやすくなりますので、ぜひチェックしてください。
●サイドとバックは根元から引っぱりながら乾かす
さとゆみ:今回のモデルさんは、もともとクセがあるのですが、梅雨時季に普通に乾かすと、髪がうねうねしてしまうという方です。
八木ちゃん:まず、サイドやバックの髪は、手ぐしを通しながら、少し髪を引っぱって伸ばすように乾かしていくと、おさまりよくなります。
髪がまだ少ししめっているくらいの、8割型乾いてきたところで、少しテンションをかけるようにして、引っぱりながら乾かしましょう。
さとゆみ:以前もお話ししましたが、髪がハネたりうねったりするときって、毛先だけを直そうとしてもダメなんですよね。根元部分からクセをとる必要があります。
八木ちゃん:そうなんです。だから、全乾きになっていない状態で、髪の根元がしっかり下を向くように乾かしていくのがコツです。
八木ちゃん:これだけでもだいぶ扱いやすくなると思いますが、もし、それでもうねるという方は、ブローをしたりストレートアイロンを使うといいと思います。