年末に向け、家の不調を直しておきたい時季です。
ここではDIYアドバイザーの嶋崎都志子さんに、自分でできる、網戸トラブルの解消法を教えてもらいました。
網戸のガタつきを自分で直す方法
網戸を動かそうとして、ガタついてイライラ…なんて経験はありませんか?
「ガタつく原因は、網戸やサッシの戸車にからんだホコリや戸車の割れなんです」と、嶋崎さんは言います。
●1.網戸を外して戸車に入ったホコリを取る
すべての画像を見る(全6枚)網戸を外して横にし、古歯ブラシで戸車にからんだホコリをかき取ります。
「戸車が破損している場合は戸車を外し、新しいものに交換しましょう」
※戸車の交換方法は、記事の後半に記載されています
●2.シリコンスプレーをする
戸車を何度か回しながらシリコンスプレーを吹きつけます。サッシの溝も汚れをふいて同様にスプレー。
「オイル系のスプレーはホコリを集めてしまうので、必ずシリコンスプレーを使ってください」
滑りをよくし、サビを防ぐシリコンオイル配合のスプレーがおすすめです。
●3.網戸を戻して滑りを確認する
網戸を元に戻して動かし、スムーズに滑ればOK。それでもガタつく場合は、戸車が破損している可能性が高いので交換しましょう。
また、網戸が破れている箇所には、専用の補修シールが大活躍。破れた部分に上からはるだけで、大がかりなはり替え不要。大きさはさまざまなので、破れの範囲に合わせて選んでください。
戸車の交換方法
戸車を交換するときは、溝にはめ込むだけで簡単に取りつけられるタイプの戸車が便利です。
サイズや形がいろいろあるので、戸車を外して店に持っていき、相談しながら選びましょう。
(1)戸車を留めているネジをドライバーを使って取り、網戸から戸車を外します。
(2)新しい戸車を溝にはめ込みます。網戸を元に戻し、ガタつかないか、滑りを確認します。
※ここで紹介している補修用品のなかには、建材や家具の素材によっては使用できないものが含まれている場合があります。取扱説明書や注意書きを事前に確認してください。
※補修用品は、目立たないところで試してからお使いください。