「3000円くらいなら」と気軽に使ってしまい、気づけば大きな出費になっていませんか? 成人した3人の子をもち、現在は富山県で暮らす著述家の中道あんさん(60代)は、この秋、自身が使った3000円前後のお金を総点検。「使ってよかったもの」と「やめて正解だったもの」の境界線から見えてきた、後悔しない「満足度の高いお金の使い方」をつづります。

メロン
「3000円」で買ってよかったもの・買うのをやめたもの
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60代、使ってよかった「3000円前後の出費」4つ

日々の暮らしを整えたり、心を満たしたりする出費は、少々ぜいたくに思えても満足度が非常に高いものです。

●1:月に1度、3時間の非日常を味わう「2880円の温泉旅」

「形に残るもの」を買うことだけがお金の使い方ではありません。心のリフレッシュになる体験には、惜しまず使いたいもの。

私が住む富山県にある「宇奈月温泉」に月に1度、日帰り温泉旅に出かけています。日帰り入浴(1200円)と交通費(1680円)の合計2880円。もっと近くて安い温泉もありますが、ローカル電車に揺られて川や山をながめる道中も含めて楽しんでいます。

滞在時間はわずか3時間で、手元にはなにも残りません。しかし、この土地に暮らしているからこそ味わえる「ぜいたくなひとり旅の時間」は、日々の暮らしに大きな潤いと活力を与えてくれます。

●2:冬の不安を解消する「2200円の裏起毛靴下(3足)」

移住先で初めて迎える厳しい冬。本格的な寒さが来る前に暖かい靴下を先手を打って購入したことで、品ぎれの心配や冷えへの恐怖をなくし、「冬への安心感」を得ることができました。

ものそのものの値段ではなく、「健康・安心・人とのつながり」を生み出す3000円は、後悔のない有意義な出費に。

●3:家族と笑顔をシェアする「3880円のメロン」

秋の楽しみにしていた梨にアレルギーが出てしまい、残念な気持ちを吹き飛ばすために奮発した高級メロン。自分ひとりで食べるのではなく、娘家族や愛犬と一緒に「おいしいね」といい合って味わいました。

3880円で得られたのは、メロンそのもの以上に「家族と過ごす温かい時間」でした。

●4:健康習慣をつくる「2680円のオイルスプレー」

オイルスプレー

健康のために油のとりすぎを控えようと購入したオイルスプレー。ワンプッシュで細かいミスト状に広がるため、油の出しすぎを防ぐ小さな仕組み化に成功。

もの以上に「無理のない健康管理」を手に入れました。