Q:人前で話すのが苦手に。手が震えるほど緊張してしまいます

人前で話すのが苦手になった…
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最後の質問は、「人前で話すことが苦手になった」という悩みについて。

「人前で話すときに緊張するようになりました。昔はメモを用意する程度で話せたのに、今は十分準備しても手が震えるほど。講演会などの機会が多い先生の緊張しない方法を教えてください」(45歳)

A:緊張する自分ではなく「伝える」行為に集中を

私は、昔からあまり緊張しないタイプなんです。それでも、自分の意見を求められるテレビの生番組は、少し難しさを覚えます。限られた短い時間で視聴者に伝わりやすいコメントをどう届ければいいか…。産婦人科医として専門的なコメントを期待されているときは緊張しませんが、一般的な話題を振られたときはひと味異なる圧迫感があります。

ですから相談者さんが緊張する気持ちはなんとなく理解できます。おそらく「ちゃんと伝えたい」思いが強いのでしょうね。今と昔では、社会的な立場も責任も違いますから、さまざまなことが頭を巡り、余計に緊張するのだと思います。

事前にしっかり準備をしている相談者さんは、立派だと思いますが、その周到な準備で安心できないのであれば、やり方を見直したほうがいいかもしれません。

●小さな成功体験を重ねて慣れることがいちばん!

プレゼンなど、人前で発言をするいちばんの目的は“伝える”ことです。「緊張する自分」ではなく、「どうしたら相手に伝わるか」に注力してみましょう。仮に緊張して声や手が震えたとしても、ただ「それだけ」のこと。失敗ではないですよ。大丈夫。

ときどきカンペを一言一句違わず読んでいる方を見かけます。それでも問題はないですが、もっと臨場感のある伝え方のほうが伝わるのではないか、と感じたりもします。「えいやっ!」と前向きに開き直り、自分の思いを伝えるほうが、相手の心を動かせるかもしれません。

多少のミスがあっても周囲はそれほど気にしません。逆にうまくいったところが少しでもあれば、自分をほめてください。小さな成功体験を重ねて慣れることが、いちばんの対策になると思います。

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