Q:ひとり暮らしで老後が不安。この先、明るく過ごすには
すべての画像を見る(全3枚)次の質問は、「老後が不安」という悩みについて。
「数年前に離婚し、今は子どもも独立してひとり暮らし。フルタイムで働いているものの年金も不十分なうえ、少し前に体調を崩して、老後を考えると不安に。この先、心穏やかに明るく過ごすには?」(55歳)
A:ほどほどのお金・ぼちぼち健康・支え合える人間関係を維持しよう
老後の3大不安は「お金」「健康」「孤独」といわれています。今からできることにフォーカスして、将来の不安に備えましょう。
まず1つ目の不安が「お金」です。今後必要になるお金をざっくり試算し、今ある試算でたりない場合は、不足分を補う方法を考えましょう。大きな借金や浪費がなく、相談者さんのようにフルタイムで働いていれば、年金が少なくても多くは解消できる問題だと思います。
そして2つ目が「健康」です。閉経後は女性ホルモンがほとんど分泌されなくなる影響で、高血圧・脂質異常症・糖尿病といった生活習慣病のリスクが高まります。基本の対策は健康診断を定期的に受けること。年々数値が悪くなる項目があれば、それは要注意のサインですから、リスクを上げるような生活習慣を見直し、運動習慣をもつことが大切です。
また50代からはがんの罹患率が上がります。女性に多いがんは乳がん、子宮体がん、大腸がんなど。もしがん家系であれば用心し、いつもと違う不調を感じたら、早めに医療機関を受診するようにしてください。
最後の3つ目が「孤独」です。ところでみなさんは旅行をするときなどに求められる緊急連絡先に書ける人は何人いますか? 今は夫や子どもと住む人であっても、女性の場合、ゆくゆくは相談者さんのようにひとり暮らしになることは珍しくありません。そんなときに頼りになるのが、お互い助け合える人間関係です。遠くに住む子どもよりも、近くに住む気心の知れた知人のほうが心強い存在になるのではないでしょうか。
●日々の努力が穏やかな老後につながる
50代は気力も体力もある世代です。コツコツと働き、健康に留意し、周囲とコミュニケーションをとり良好な人間関係を築く。これらの積み重ねが不安を減らし、穏やかで明るい老後を支えると思いますよ。
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