貯金をしたい気持ちはあるのに、なかなかお金が貯まらずモヤモヤ…。そんな経験がある人も少なくないのではないでしょうか?「じつは、普段のなにげない習慣こそが浪費の大きな原因」と語るのは、FP2級の資格をもち、YouTubeチャンネル「リッチじゃない暮らし」で情報発信する、節約歴6年の主婦・みさきさん。今回、かつて浪費家だったというみさきさん自身が、思わず習慣にしてしまっていた「お金が逃げる行動」を5つ紹介してもらいました。

みさきさんの後ろ姿
みさきさん
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NG習慣1:自分への「ごほうび」にお金をかける

カフェで甘いドリンクと紅茶を持っている

昔の私は、給料日や記念日のたびに「今日はがんばった」と、自分にごほうびを与えるのが習慣になっていました。

カフェでちょっとぜいたくしたり、洋服を買ったりと、かなり自分を甘やかしていたように思います。その瞬間は満たされるのですが、あとからスッカラカンになった財布をみて反省。

がんばった自分をいたわること自体は大切ですが、「毎回お金を使う必要はない」と習慣をあらためることにしました。今は、家で好きな映画を観たり、お風呂でゆっくりしたりと、あまりお金のかからないごほうびを楽しむようにしています。

NG習慣2:買い物でストレス発散

ショッピングセンターの外観

これまで、わが家では毎週のようにショッピングモールへ出かけて、好きなものを好きなだけ買うことが習慣でした。当時の私にとっては、買い物がストレスを発散するための大切な手段だったんです。

でも、「欲しい」という気持ちには際限がなく、気づけば買い物の量も金額もどんどん増えていった気がします。

今は、日頃からストレスをためすぎないよう、ひとりでゆっくり散歩したり、家族とお菓子づくりをしたりしています。ちょっとした癒やしの時間をもつだけで、気持ちが落ち着くということに気がつけてよかったです。

NG習慣3:週末の食事を外食ですませる

ラーメンの写真

以前のわが家では、週末になると外食が当たり前。朝から出かけて、3食すべて外で食べるなんてことも珍しくありませんでした。その結果、外食費だけで月8万円を超え、食費は13万円台に…。

「このままじゃまずい」と思い、私は節約を始めて最初に、食費を見直すことにしました。「出かける前にごはんを食べる」、「お弁当を持って行く」など、できることから少しずつ自炊中心にきり替えるようにしたのです。

今は、外食は月1回程度、食費は月4万円以内に収まるようになりました。